大阪ニコンサロンの過去イベントのリスト
以下は大阪ニコンサロンで行われた過去のイベントのリストです。 現在のイベント、もうすぐ始まるイベントに関しては、 このスペースのページに掲載しております。
-
土田ヒロミ 「2011-2017 フクシマ」
土田ヒロミによる個展が開催されます。本展で、土田は自身が時系列的に記録したフクシマ(2011~2017年)を展示し、福島第一原発の放射性物質の広域拡散事故がもたらしてきているカタストロフィの現実を顕在…詳細 »
-
小島一郎 「正方形の故郷」
小島一郎による個展が開催されます。ある町で撮影した写真が展示されます。詳細 »
-
澤田勝行 「大将軍湯」
澤田勝行による個展が開催されます。関西国際空港の玄関口であり、江戸期から商業や漁業の町として栄えた大阪府泉佐野市に、小さな古い風呂屋がありました。澤田が一常連客として見つめた、あまりにありふれた風呂屋…詳細 »
-
村山康則 「月の出てない月夜の晩に」
村山康則による個展が開催されます。村山は、「いくつもの層が複雑に絡み合うように矛盾に満ち、一面的には理解し得ない社会をそのままに受け止めること。社会の中の個の存在。」といったものを表現したいと考えてい…詳細 »
-
杉山雅彦 「ニッポンのはたらく人たち」
杉山雅彦による写真展が開催されます。合成をせず実際に演じてもらい、劇的な瞬間を撮る作風が、日本アニメの一場面のようなので、杉山はそれらを「ジャパニメーションフォト」と名付け、インパクトのある写真を撮り…詳細 »
-
遠藤祐輔 「目に置いていかれないように」
遠藤祐輔による写真展が開催されます。遠藤は、立ち止まって見る静止した光景よりも、移動しながら見る流れていく光景を好み、時を止めるのが写真であるならば、それに抗って時計の針を指で押し進めるような写真を撮…詳細 »
-
奥山淳志 「庭とエスキース」
奥山淳志による写真展が開催されます。奥山は、他者の人生にカメラを向けることで、「生きること」に近づけるのではないかと思い、写真を撮り続けています。詳細 »
-
OHO KANAKO 「海馬のゆりかご」
OHO KANAKOによる写真展が開催されます。本展の作品は、幼い頃に一家離散を経験したOHOが、結婚、出産を経て築いた新しい家族と共に生まれ故郷に戻り、生家のとなりで子育てをする中で見えてきた、自身…詳細 »
-
「6人の星座」展
本写真展「6人の星座」は、ニコンサロンが2018年1月に開設50周年を迎えることを記念する企画展です。今回の企画展は、ニコンサロンで開催された写真展からニコンがコレクションした6名の写真家の作品で構成…詳細 »
-
菅野ぱんだ 「Planet Fukushima」
菅野ぱんだによる、第42回伊奈信男賞受賞作品展が開催されます。菅野の「Planet Fukushima」は、「震災後の写真」のあり方を問い直す重要な仕事であると言えるでしょう。菅野は故郷でもある福島県…詳細 »
-
鈴木サトシ 「わかれ道」
鈴木サトシによる写真展が開催されます。鈴木は、周りの人の死に心を痛めていた時、わかれ道を見つけ、道について思いを巡らせるうちに、生きる勇気が湧いてきたと言います。そのようなわかれ道の写真が中心の展覧会…詳細 »
-
小島康敬 「BERLIN」
小島康敬による写真展が開催されます。詳細 »
-
原啓義 「ちかくてとおいけもの」
原啓義による写真展が開催されます。銀座や渋谷の繁華街の存在するネズミの姿をとらえた作品が展示されます。詳細 »
-
藤田庄市 「『ひもろぎ』から 伊勢神宮第六十二回式年遷宮」
藤田庄市による写真展が開催されます。詳細 »
-
篠田優 「See/Sea」
篠田優による写真展が開催されます。詳細 »
-
道原裕 「足音の町」
道原裕による写真展が開催されます。詳細 »
-
野村次郎 「茜と梅」
野村次郎による写真展が開催されます。詳細 »
-
眞月美雨 「桃源郷 The latest paradise on earth.」
眞月美雨による写真展が開催されます。詳細 »
-
黑田菜月 「わたしの腕を掴む人」
黑田菜月による写真展が開催されます。詳細 »
-
瀬野芙美香 「神々の集う村 -共生する民族と宗教-」
瀬野芙美香による写真展が開催されます。詳細 »
-
谷口能隆 「『Dead End/十間坂』<手宮地区 ー小樽市>」
谷口能隆による写真展が開催されます。詳細 »
-
田川基成 「ジャシム一家」
田川基成による写真展が開催されます。詳細 »
-
井田宗秀 「BREAKINGSCAPE」
井田宗秀による写真展が開催されます。詳細 »
-
森下博子 「Freeze」
森下博子による写真展が開催されます。詳細 »
-
兼子裕代 「APPEARANCE-歌う人」
兼子裕代による写真展が開催されます。詳細 »
-
越沼玲子 「灯る」
越沼玲子による写真展が開催されます。詳細 »
-
井上美千子 「木隠の聲をひろう」
井上美千子による写真展が開催されます。詳細 »
-
紅たえこ 「傷みを宙に置く」
紅たえこによる個展が開催されます。詳細 »
-
京嶋良太 「静けさの先にあるもの」
京嶋良太による個展が開催されます。詳細 »
-
百々俊二 「日本海」
百々俊二による個展が開催されます。詳細 »
-
川嶋久人 「ヤクシマ ヤクシ -中国新疆ウイグル自治区の今-」
川嶋久人による個展が開催されます。詳細 »
-
ストラーン久美子 「横須賀ブルー ペルリ164年目の再上陸を想起する」
第23回酒田市土門拳文化賞を受賞したストラーン久美子の個展が開催されます。詳細 »
-
宮崎学 「ヒトの傍らで―シナントロープから見た世界」
PHOTO CULTURE WEEK CROSSING 企画展として、宮崎学の写真展が開催されます。詳細 »
-
張笑秋 「Time after Time -平静の市場」
張笑秋による個展が開催されます。詳細 »
-
梁丞佑 「新宿迷子」
第36回土門拳賞を受賞した梁丞佑の個展が開催されます。詳細 »
-
久保圭一 「潮まかせ 風まかせ」
久保圭一による写真展が開催されます。詳細 »
-
小倉沙央里 「Rongに学ぶ」
小倉沙央里による写真展が開催されます。カラー約30点を展示。詳細 »
-
藤原香織 「森を見る / 森から見る」
藤原香織による写真展が開催されます。詳細 »
-
原美樹子 「第42回木村伊兵衛写真賞 受賞作品展」
第42回(2016年度)「木村伊兵衛写真賞」を受賞した原美樹子の受賞作品展。木村伊兵衛写真賞は、故木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設され、各年にすぐれた作品を発表した新人写真家を対象としてい…詳細 »
-
菅野ぱんだ 「Planet Fukushima」
菅野ぱんだによる写真展が開催されます。カラー・モノクロ約40点を展示。詳細 »
-
渡邊遊可 「utopie」
渡邊遊可による写真展です。詳細 »
-
千田貴子 「草のゆりかご」
千田貴子による写真展です。詳細 »
-
須藤明子 「to Lhasa」
本展は、チベット自治区のラサ(LHASA)を中心に撮影されている写真展です。 写真家・須藤明子は2005年よりチベットを撮影し、今回は2010年以来の6年ぶりの再訪。カラー約35点が展示されています…詳細 »
-
有野永霧 「日本人景 ビニール」
本展は、有野永霧の個展です。詳細 »
-
久野梨沙 「SURFACE」
本展は、久野梨沙の個展です。詳細 »
-
「日本カメラ社」 展
本展は、2016日本カメラフォトコンテストの展示です。詳細 »
-
但馬園子 「その日の午後」
本展は、但馬園子の個展です。詳細 »
-
「ビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科 選抜作品展」
本展は、表現実習、制作技術の各クラスより選抜された作品を展示します。詳細 »
-
「第64回ニッコールフォトコンテスト入賞作品展 第1部モノクローム 第2部カラー」
本展は、ニッコールクラブが主催する第64回ニッコールフォトコンテスト(平成28年度)に入賞した作品を一堂に展示ています。詳細 »
-
筑紫 仁子 「May. 1976」
本展では、戦前、日本軍の軍事用飛行機を製造していた施設を撮影した作品を展示する。この施設は、戦後にGHQに接収されたが、1976年5月に所有者である企業に返還された。その後は飛行機の製造をやめ、企業の…詳細 »
-
下瀬 信雄 「つきをゆびさす II」
本展は、下瀬信雄の個展です。詳細 »
-
高橋 智史 「Borei Keila -土地奪われし女性たちの闘い-」
カンボジアでは近年の経済開発に伴い、国内外の開発企業が現政権と結びつき、開発のために人々の土地を強制収用する事件が全土で多発し、内戦後のカンボジアの、最たる社会問題の一つになっている。30年間の支配体…詳細 »
-
加藤 國子 「杜 その2」
作者の記憶にある天災は、1948年の福井地震である。家族みんな寝巻に裸足で外に飛び出した。作者の妹を抱いた父、作者やそのすぐ上の姉の手を引いた母、かばいあう姉たち。裸足の足は冷たかったはずだが記憶には…詳細 »
-
ニッコールクラブ キャッスル大阪支部 「こんな大阪物語」
この作品は、支部会員がそれぞれの感性を生かしながら、その視点で大阪を舞台に見立ててそこで織りなし感じたものを、モノクロで表現したものです。 ここには有名で美しい場所などはなく一見では地味な印象を受け…詳細 »
-
阿部 祐己 「第17回三木淳賞受賞特典 霧のあと」
本展は、阿部 祐己の個展です。詳細 »
-
原田 義則 「氷下でつながる命たち」
本展は真冬の水生植物の水槽の底に沈んでいる枯れた植物たちを中心に、俯瞰で撮った写真を集めた作品展である。 睡蓮やハスの花が咲く夏の季節には多くのカメラマンが訪れる水生植物研究用の水槽。花の終わった冬…詳細 »
-
渡辺義雄の眼 伊勢神宮 イタリア・モスクワ
本展では、日本写真家協会の名誉会長を務めた故・渡辺義雄氏の作品「伊勢神宮」(1953年)、「イタリア」「モスクワ」(1956年)の写真原板から、新たにプリントした作品を展示する。写真原版は、同氏の遺族…詳細 »
-
「2016年度 大阪芸術大学写真学科選抜展 NEXT」
大阪から写真の世界に新風を吹き込む、学生たちの力作を展示する。 小さくまとまった完成度の高い作品よりも、未知の可能性に賭けた表現の冒険を求めて、写真学科の精鋭たちがチャレンジしている。 詳細 »
-
宮下正幸 「路(みち)の記」 展
宮下正幸による写真展です。宮下の住む奈良市を起点に、4、50km圏内の大阪や京都の路上を、写真機でなぞり歩いた記録。モノクロ写真を50点展示します。 詳細 »
-
松本コウシ 「泳ぐ夜 其の弐 - Castaway in the still night 2 - 」
本展は、松本コウシの個展です。 作者が長年モチーフとしてきた「夜の写真」には、「ヒトとは関係がなかった事象のごとく自らを主張する風景」と「ヒトを受け皿とする夜の街を現した人物スナップ」の2種類があり…詳細 »
-
平木康之 「夜の虫」展
本展は平木康之による写真展です。詳細 »
-
「全日本写真展2016」
本展は、「国際写真サロン」、「日本の自然」とともに全日本写真連盟が主催する代表的な公募写真コンテストで、一般の部、高校生の部の2部門で作品を募っています。44回目を迎えた本展では、身のまわりの暮らしや…詳細 »
-
江成常夫「多摩川 Tama River 1970-1974」展
本展は、江成常夫による写真展となります。 [関連イベント] 「第91回 大阪ニコンサロン フォトセミナー」 日時: 2016年9月29日(木) 18:30-20:00 場所: ニコンプラザ…詳細 »
-
筋野健太「長春 2006-2015」展
本展は、筋野健太による写真展となります。 [関連イベント] 「筋野健太と写真家・赤阪友昭によるギャラリートーク」 日時: 9月24日(土) 13:00~14:00 出席: 筋野健太+赤阪友…詳細 »
-
森田剛史 「続 きのくに」
本展では、森田剛史が祖父にニコンのF3、祖母にペンタックスの67を渡し、3人が旅で撮影を行った作品が展示されます。詳細 »
-
新正卓「HORIZON OROgraphy」
本展「HORIZON」シリーズは3つのパートから構成されています。「境界」、「植生」、及びピンホール・カメラで撮影された「可視の変容」の各パートで、世界の遠近を抱握するべく近年新正が実験をかさねてきた…詳細 »
-
竹田 義之 「山を蝕(は) む」
つい最近まで、人びとは神仏や自然を恐れこれらに従順に服従していたが、今では人間が自らの力を信じる時代になった。 人間は、自己の欲求を満たすため、資源採掘、治山、道路建設などを行い、生活の利便性のため…詳細 »
-
藤岡亜弥「川はゆく」
本展は、藤岡亜弥による写真展となります。詳細 »
-
芦田英次「『野生魂』 最後の記録」
本展は、芦田英次による写真展となります。詳細 »
-
高橋 智史 「Borei Keila -土地奪われし女性たちの闘い-」
カンボジアでは近年の経済開発に伴い、国内外の開発企業が現政権と結びつき、開発のために人々の土地を強制収用する事件が全土で多発し、内戦後のカンボジアの、最たる社会問題の一つになっている。彼らの切なる願い…詳細 »
-
横山大介 「ひとりでできない」
本展は、横山大介の写真展です。 [関連イベント] ギャラリートーク 日時: 2016年7月31日 (日) 15:00-16:00 出席:横山大介 × 服部滋樹(graf 代表/クリエイティ…詳細 »
-
中筋純 「The Street View. -Chernobyl to Fukushima-」
本展は、中筋純の写真展です。詳細 »
-
ニーモ「sTILL LIVEs」
本展はニーモによる写真展です。詳細 »
-
東松照明「光源の島」展
本展では、東松にとって思い出深い島である宮古島で発見された百枚を超えるオリジナル・カラープリントは、今から四半世紀前に東京で初めて発表された当時の雰囲気を瑞々しく伝える意味深い写真群を展示いたします。…詳細 »
-
高田 啓一 「現在(いま)を生きる」
本展は高田 啓一の写真展です。詳細 »
-
山内道雄「DHAKA」
※本展は山内道雄の写真展です。詳細 »
-
ゴトーマサミ「Style」
※本展はゴトーマサミの写真展です。詳細 »
-
「2016 東日本読売写真クラブ連合展」
本展は読売写真クラブ(YPC)の東日本18団体がそれぞれにテーマを決め、競い合うグループ対抗戦の写真展です。詳細 »
-
岩波友紀 「もう一度だけ/One last hug - 津波に奪われた命 - 」
本展は、岩波友紀による写真展です。詳細 »
-
鈴木賢武 「観山十字路に末枯れていくこと」
本展は、鈴木賢武による写真展です。詳細 »
-
五十嵐翔平 「アルペジオのゆりかご」
本展は、五十嵐翔平による写真展です。高齢化社会と言われる現在において、人びとの営みから溢れる生に作者は目を向けます。カラー作品約35点を展示しています。 詳細 »
-
仲田絵美 「よすが」
本展は、仲田絵美による写真展です。カラー作品20点を展示しています。詳細 »
-
「2015日本カメラフォトコンテスト展」
本展は、「2015日本カメラフォトコンテスト」における優秀作品の展示です。詳細 »
-
「ビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科卒業制作選抜作品展」
本展は、プロの写真家になりたいと2年間学んできた学生たちの集大成としての展示です。ゼミナール、表現実習の各クラスより選抜された作品を展示しています。モノクロ作品約50点、カラー作品約150点を展示して…詳細 »
-
石井陽子 「境界線を越えて」
本展は、石井陽子による写真展です。奈良公園の鹿は、春日大社の神の使いとみなされ、特別天然記念物として保護されています。宮島でも、鹿たちは観光客のアイドルです。しかしそのほかの場所では、鹿は農作物や木々…詳細 »
-
「大阪芸術大学写真学科 平成27年度卒業制作選抜展」
本展は、写真を志し、大阪芸術大学に集って修練を積み、今まさに各方面に旅立とうとする学生たちの作品展です。作品は、各人が卒業制作としてテーマを選び、それぞれが習得した知識と写真技術を駆使し、研究・創作を…詳細 »
-
Jui 「Through the Wormhole」
ワームホール(Wormhole)とは、時空に空いた虫食い穴のこと。異なる世界をつなぐ抜け道として、ここは何もかもあると同時に何もかもない流動的な世界でもあります。見えないリアリティも含めて多重な現実と…詳細 »
-
大坪晶 「Shadow in the House #01/#02」
本展は、大坪晶による写真展です。Shadow in the Houseシリーズは、複雑な歴史を持つ家の室内に影を配して撮影しています。場所は、チェコ共和国のプラハと奈良の大和郡山で、二つの家は所有者が…詳細 »
-
奥山淳志 「あたらしい糸に」
いまから10年ほど前、作者は「東北」という土地が内包する世界を見たいという思いで、各地の祭礼行事を訪ねることになりました。現在東北に暮らす人々が、多くは形骸化していく祭礼の中に探し出そうとしているもの…詳細 »
-
鷲尾倫夫 「巡歴の道 - オキナワII - 」
本展は、鷲尾倫夫による写真展です。鷲尾は、沖縄の今、人々の日常生活に一歩踏み込み、悲しい時代、昭和の歴史全体が見渡せる写真を切り撮り、想像に応える写真を人々の心に落としたいと、視点をここに置き挑み続け…詳細 »
-
菊池東太 「日系アメリカ人強制収容所」
本展では、第二次世界大戦開戦時に設けられた日系アメリカ人強制収容所を訪ねて撮影した作品を展示しています。詳細 »
-
下平竜矢 「星霜連関」
本展は、下平竜矢による写真展です。モノクロ約40点を展示しています。詳細 »
-
英伸三 「文革の残影 - 中国 江南の古鎮を訪ね歩く - 」
1965年の夏、中国側の呼びかけで行なわれた日中青年大交流に、日本ジャーナリスト会議代表団の一員として、英伸三ははじめて中国を訪れました。日中の国交が正常化される7年前のことで、北京、上海などの都市や…詳細 »
-
岸本絢 「彼の地」
終戦直後まで日本の統治下にあった台湾と韓国には、その当時日本人によって築かれた家屋が未だ現存しています。戦後、彼らは帰国を余儀なくされましたが、残されたそれらは現地の人々の住まいとして利用されました。…詳細 »
-
飯沼珠実 「FROM LE CORBUSIER TO MAEKAWA」
本展は飯沼珠実による写真展です。2013年に東京藝術大学に入学して以来、上野の森が飯沼の通学路になり、そこには彼女が一番好きな前川建築、東京都美術館がありました。森が見せる多様な表情、毎日の天気や日差…詳細 »
-
「グローバリゼーション、その具体的現場の記録及び社会構造の或る断面の可視化」
本作品は、グローバル化の進展に伴い世界規模で繋がるモノの生産、加工から流通、消費に至るサプライチェーンの具体的な現場を記録したものです。カメラは私達の視覚、記憶を超えて、等しく対象を記録し得るツールで…詳細 »
-
有元伸也 展
「むし」は、日本神話における産霊(むすび)の「むす」と同源で、この地球上に生み出された初期の生物の意味を持ちます。私たちは、彼らの誕生から幾星霜の歳月を経た今ここで、彼らと同じ時を生きています。我々人…詳細 »
-
村上坂一 展
鉄道の情景には人それぞれの思い出があります。村上坂一は、蒸気機関車はもちろん、新幹線やローカル線など、自然の中を走る光景を思い浮かべ、 またタ日に光るレールや桜が咲く春、青い空や海の夏、また色づく山々…詳細 »
-
第21回酒田市土門拳文化賞受賞作品展 坂巻ちず子写真展
高校球児と作者との付き合いが10年を超えた。10年を境に、作者の撮影の対象が変わり、野球を主題にしながら、球児たちが追いかける心と物に焦点が移ってきた。彼らの野心や願望が、球場や練習場、それから場外に…詳細 »
-
東京写真月間 2015 巡回展 日本写真協会アジアの写真家たち 2015「ネパール」
本展は、ヒマラヤ登山の表玄関で、世界の登山愛好家の間で人気があるネパール連邦民主共和国の19名の写真家による写真展のひとつであり、Narendra Shrestha(1974年生)、Nayan Tar…詳細 »
-
大坪晶写真展「Shadow in the House #01/#02」
Shadow in the House シリーズは、複雑な歴史を持つ家の室内に影を配して撮影している。場所は、チェコ共和国のプラハと奈良の大和郡山で、二つの家は所有者が重層的に入れ替わり、現在は公共施…詳細 »
-
山畑俊樹 写真展「今日もパレスチナにいる」
地中海東岸にあるパレスチナは、ガザ地区とヨルダン川西岸地区からなる。昨年8月に大きな侵攻があったガザ地区と比べ、ヨルダン川西岸地区は比較的安定していると言われる。人々は学校や職場に通い、家族や友人と時…詳細 »
-
有野永霧 「日本人景 借景の村」
有野永霧による、日本文化の独特な造園思想の「借景」に着目した写真作品の展示です。詳細 »
-
大島洋 写真展「幸運の町・三閉伊」
「三閉伊」とは岩手県の三陸沿岸を中心とする上閉伊郡、下閉伊郡、それに九戸郡をくわえた一帯を指している。江戸時代末の弘化と嘉永の時代、この地を中心に三閉伊通り百姓一揆が起った。作者は20代の半ばから30…詳細 »
-
「ハナブサ・リュウ 写真展」
ハナブサ・リュウによる写真作品の展示です。詳細 »
-
池本喜巳写真展
最初の撮影は1983年、鳥取市青谷町にある散髪屋をきっかけに30年以上撮りためた、靴屋、苗屋、粉屋、たどん屋など、約60業種100軒の店を展示します。細部までの記録を求め、現在もなお店を探しては撮り続…詳細 »
-
柴田れいこ写真展「届かぬ文(ふみ)戦没者の妻たち」
戦後70年の節目にあたる今年、あの戦争の時代を生きた最後の世代である「戦没者の妻」と呼ばれる女性たちの姿を通して、今一度あの戦争を振り返ってみたいと思います。作者である柴田れいこが地元岡山県内の「戦没…詳細 »
-
齋藤章宏 写真展
作者にとって山に登る理由は浮世離れした空間そのものにある。沢山の情報やモノに溢れた日常の生活と対照的に、山は岩と雲と雪といったシンプルな構成の世界で、シンプルがゆえにいろいろな想像を働かさせられる対象…詳細 »
-
布施直樹 「鑑と灯し火」
布施直樹による写真作品の展示です。詳細 »
-
加藤國子 「杜」
加藤國子は鄙びた里の鎮守の杜の思いがけない美しさに魅せられて8年ほど滋賀県内の観光客の訪れることもないような神社を訪ね歩き、撮影してきました。抗いがたい天災に、神頼みではどうにもならないと知りつつ、そ…詳細 »
-
「本橋成一写真展」
1965年に炭鉱の写真を撮りに筑豊に訪れたことをきっかけに写真の仕事を始めるきっかけとなり、「エネルギー」というテーマを持つようになった本橋成一。炭鉱街で作者が出会った人々を撮り続けた軌跡を展示します…詳細 »
-
フジモリメグミ 写真展
日常の儚さや当たり前を大切にするように心がけ、写真を撮ってきた作者。カラー40点の展示です。詳細 »
-
yuiga 写真展 「傾がずの原」
自分の時間と、自分よりも遥かな過去を経てきた時間が重なる刹那の、完全な空間を記録するために制作をしているというyuigaの展覧会。カラー写真約30点の展示です。詳細 »
-
「毎日新聞社 第34回土門拳賞受賞作品展 下瀬信雄写真展 『結界』」
「結界」は仏教用語で、聖域を定めて結ぶ境界のことで、作者が自然に対する時のキーワードにした言葉です。古来我々日本人は多くの物に神が宿っていると考えてきた。人智を超える自然の力を感じるとそこに注連縄など…詳細 »
-
「写真家150人の一坪」展
写真文化の発展と普及に寄与することを目的に、毎年6月1日の「写真の日」を中心とした期間に東京と大阪に年齢、性別、国籍、職業などに関係なく参加、展示ができる「写真月間」の開催です。今年の「大阪写真月間2…詳細 »
-
椎名誠「風の道、雲の旅」
椎名誠による写真作品の展示です。詳細 »
-
三好和義「永遠の楽園 沖縄」
沖縄にて撮影された、写真作品の展示です。 [関連イベント] 作家によるギャラリートーク 日時: 5月14日(木)~5月20日(水)毎回14:00~ 参加費: 無料 ※詳細は公式ホームペー…詳細 »
-
畠山直哉 「陸前高田 2011-2014」
「震災がもたらした時間的な亀裂の後、なお続く時間」を主題として、陸前高田の風景写真を展示します。 [関連イベント] 日時: 5月8日(金)18:30~20:00 会場: ニコンプラザ大阪 セ…詳細 »
-
瀬頭順平 「コミュニケーション」
瀬頭順平による、写真作品の展示です。詳細 »
-
蕭又滋 「列車プロジェクト ‐ 台湾 ‐ 」
列車など公共の場での人群と、その中の個人に着目した、蕭又滋による写真作品の展示です。詳細 »
-
市川恵美 「日日の木」
撮り続けたヤナギの木は、風雨に晒され、次第に傾き、倒れかかり、今年に入って、ついに地面に倒れた。命あるものの無常の理に心を乱された。ところがある日、倒れた木の幹に若い芽を見つけたのだ。一本の木は土に還…詳細 »
-
ニッコールクラブ岡山支部 展
ニッコールクラブ岡山支部による作品の展示です。詳細 »
-
百々武 「草葉の陰で眠る獣」
風景は人がいることで成り立つことを教えてくれる。自然とともに生きることの豊かさを体感させてくれる人との出会いが僕の記憶を呼び起こす。季節が巡るように生命が巡り、生と死のグラデーションが土地に生命を芽吹…詳細 »
-
中山順子 展
作者は、琵琶湖湖北の菅浦集落にはじめて訪れて以来、その静かなたたずまいと人々の温かいまなざし、そしてゆったりと流れる時間に魅せられている。 詳細 »
-
松本コウシ 「午前零時のスケッチ」
作者は25年の間、ライフワークとして夜を彷徨し、写真を撮ってきた。誰も見たことのない光景、自分の想像力を超えた何かを探し見つけたい―、ただそれだけのセンチメントが、夜という摩訶不思議な時空間に作者を縛…詳細 »
-
辰巳唯人 「Inside/Outside」
作者は、トンネルという人工の地下空間を、様々な隠喩や想像力と接続させる場として利用しながら、見ることそれ自体が一つの出来事として経験されるようなイメージのあり方を提示したいと考えている。 詳細 »
-
吉田幸樹 「上越線」
移りゆく景色を目にしている人々は、それを当たり前の存在として見つめている。しかしそれがそうではないと気がつく時、人々はその存在に思いを馳せるのであるだろう。 作者は、それを上越線の列車の窓から確認し…詳細 »
-
河合莉子 「陰り照る」
焼き付いた像には、私が美しいと信じるもの、清らかで神聖でひたすらに愛おしいある一つの何かが見える。影の中落ちてくる、降ってくる光のように、心強く惹かれる。詳細 »
-
皆川祐嗣 「祖父と競馬」
作者は、優しくて、面白くて、子供の様な祖父が競馬をしている姿が大好きである。詳細 »
-
2014日本カメラフォトコンテスト 展
本コンテストは、1950年創刊の『日本カメラ』における、誌上月例コンテストがはじまりで、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当し、毎月誌上で発表、さらに毎月の入賞得点を年間集計して、年度賞を競うところ…詳細 »
-
南真司 「地方都市 鳥瞰図」
作者は、和歌山市の街の光景や地域の営みを、自宅の周辺を中心に撮影してきた。身近な場所でも、見方を変えると「撮ってくれ」と訴えかけてくるものがたくさんある。身近な被写体は、いつでも撮り直しが可能である一…詳細 »
-
ビジュアルアーツ専門学校・大阪写真学科 卒業制作展
プロの写真家になりたいと2年間学んできた学生たちの集大成である。 詳細 »
-
日韓中高校生フォトコン 展
写真は、言葉が通じなくても分かりあえ、国境を越えた共通言語となる。主催者は、日本および韓国、中国の高校生それぞれが感じたメッセージを読み取ってほしいと考えている。詳細 »
-
ニッコールフォトコンテスト入賞作品 展
本展は、ニッコールクラブが主催する第62回ニッコールフォトコンテストに入賞した作品を一堂に展示するものである。 詳細 »
-
石川竜一 「絶景のポリフォニー」
自分の経験や培ってきた概念をできる限り捨て、今この時と向き合うことだ。そうすることで、これまでの鎖から解放され、また新しい「何か」が入ってくる。捨てて捨てて捨てて、今この時に捨てられずに残ってしまって…詳細 »
-
桑原弘子 「標高1100mの出会い」
八ヶ岳山麓の自然の美しさと、標高1100mに暮らす人びととの出会いの撮影は、作者の心に重なる記憶の旅である。詳細 »
-
大阪芸術大学写真学科 展
作品は、各人が卒業制作としてテーマを選び、それぞれが習得した知識と写真技術を駆使し、研究・創作を重ねた成果である。 詳細 »
-
小林紀晴 「ring wandering 悲しき迷走」
夏のあいだ迷走しながら生長した植物は、冬にその痕跡をあらわにする。古く縄文の時代から人々はこの地で野生動物を追ってきた。追われる動物たちもまた迷走する。人もまた冬枯れのなか、植物と動物のあいだで迷走す…詳細 »
-
山野雄樹 「降灰の島」
鹿児島県では、テレビやラジオなどの天気予報で桜島上空の風向きを報道し、県民は毎日風向きを確認する。鹿児島生まれの作者にとって、小さいころから桜島はそこにある風景の一部である。今でも噴煙活動は続き、農作…詳細 »
-
池上諭 「目の前の山」
おそらく、かなり険しい場所で撮っているのだろうと思われる写真でさえ、いわゆる山岳写真に感じることがあるような、どうだすごいだろう感がないのが、「目の前の山」の面白さだと思う。登らないもの、あるいは登る…詳細 »
-
金村修 「Ansel Adams Stardust (You are not alone)」
Ansel Adamsにとって、すべてのトーンを完璧にコントロールできるゾーンシステムにより、先住民の聖地シェラネバダ・ヨセミテ渓谷を我が理想郷として写真に描き出すことが唯一の希望だったとすれば、すで…詳細 »
-
石川直樹 「国東半島」
大分県の国東半島は、朝鮮半島から南下してきた文化が九州北部を伝って瀬戸内海に入っていく際の交差点のような場所である。修験道をはじめとする山に根付いた文化と、多様な祭祀を含む渡来の文化が海に突き出したこ…詳細 »
-
野村恵子 「赤い水」
水は天地を廻り、自然の中で、永遠のサイクルを持っている。この身体という器に湛えられた「赤い水」。この器が壊れて消えたとき、その水は、魂は、やはり空に、地に帰っていくのか? 詳細 »
-
井上尚久 「日常の知覚」
社会は日常のあらゆることを複雑に、より複雑に関連づけ、私たちがあたりまえと思っている日常が揺らぎ始めるとき、世界はカオスへと向かっていく。ここにある日常を写した写真群は、本当の世界なのか…。詳細 »
-
中井菜央 「未明」
人は生きて行く中で避けることのできない現実と直面し、戸惑う。それでも生に向き合い、未来に期待を抱き、光と闇の間を漂い続けるものなのだ。限られた人生の時間の中で人々が発している、わずかな光と丁寧に向き合…詳細 »
-
阿部祐己 「新しき家」
まだ人の匂いがしない家も、年月とともに皺が刻み込まれ、在りし日の平屋のように柱も少しずつ曲がり、いつか歳を重ねた老人のような面影を見せる日が来るのだろう。 毎年、繰り返されてきた農作。農家の住処であ…詳細 »
-
矢口清貴 「パイパティローマ」
沖縄県八重山諸島、日本最南端の有人島波照間島には、パイパティローマという伝説がある。 「1648年波照間村の百姓男女約40~50人が大波照間(パイパティローマ)という南の島へ逃避した。そのことで波照…詳細 »
-
石川博雄 「風景の消息」
日々の暮らしのなかで、気になる風景や光景を目にすることがある。それは、他の人には何でもない風景だが、作者には気になるのだ。そして、その風景は次々と姿を消して、新しい風景へと変わってゆく。 私たちは見…詳細 »
-
菊地一郎 「標景 II」
改めてその採集したコレクションを見ると、いかに風景の中には周りと調和せず、違和感のある人工物が存在するという事実に気付いた。そして点、線、形、色、記号などがフレームの中でせめぎ合い、いわゆる「人間の痕…詳細 »
-
渡辺眸 展
下北沢でも吉祥寺でもない新宿が文化だった。 作者が新宿の坩堝に嵌っていた日々が続くある夜中、新宿周辺が群衆で大混乱になっているのに遭遇した。「10.21国際反戦デー」のデモだった。情報として知ってい…詳細 »
-
「全日本写真連盟展」
「全日本写真展2014」のテーマは、身のまわりの暮らしや風俗、人間の営み、政治経済に至るまで、“あなたのセンスで現代を切りとろう”である。展示する作品には、変貌する都市や農村、地方に残る昔ながらの暮ら…詳細 »
-
高田啓一「夢を追いかけて」
不自由な学生から驚くような話を聞いた作者は、他の学生たちはどんな学園生活を送っているのか知りたくなり、全国各地に出かけ、ろう学生の話を聞いた。医者、弁護士、教員など、大きな夢を抱いて入った大学で、聴覚…詳細 »
-
山本眞弓 展
フィリピンの首都マニラには、生きるために職を求め、地方から流れ出てきた人々がたくさんいる。彼らは、心ならずも道端やレールロード、河川敷などの不法な場所に住居を構え、想像を絶する極貧のなかで生活している…詳細 »
-
熊野寛喜 「地上の欠片」
本作品は、被写体である砂、砂利、泥や水から創造世界を創り上げる。一方、どれだけ創造性を持つ写真だとしても、写真である限り現実から切り離すことはできない。 作者は、「現実」と「非現実」の往復行為を繰り返…詳細 »
-
山野雄樹 「降灰の島」
鹿児島県では、テレビやラジオなどの天気予報で桜島上空の風向きを報道し、県民は毎日風向きを確認する。 鹿児島生まれの作者にとって、小さいころから桜島はそこにある風景の一部である。 年数百回の噴火を数える…詳細 »
-
大西みつぐ 「放水路」
荒川放水路は1911年の測量にはじまり、1930年までの長期間を費やして開削した人工の河川である。「放水路の風景」は、昭和初期に永井荷風が詩趣として唱えた「荒涼寂寞」さとは一見無縁の健康で平和な水辺風…詳細 »
-
松野良則 「blinkers」
房総半島の中西部には、良質な山砂の採掘場やその跡地が多数点在している。現在、採掘によって、富津市、浅間山丘陵(204メートル)は完全に消滅し多くの場所で山砂が次々に採掘され、森林を失った地表剥き出しの…詳細 »
-
太田昭生 「溶融の時(ハンセン病療養所大島)」
らい予防法が廃止された1996年(平成8年)、大島を訪問した作者は、その島で隔離され続けた人たちの歴史「生きた証」を撮影した。大島の撮影は時間と人間の生き様を考えさせてくれる。日本におけるハンセン病の…詳細 »
-
土田ヒロミ 「フクシマ」
2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故は、甚大な被曝被害を今もなおもたらし続けている。この事故は未だ終息をみたわけではなく進行中であり、地球規模の汚染が進行する可能性も大きい事故である。 本…詳細 »
-
山下隆博 「心の温度」
北海道後志(しりべし)地方。ここには原子力発電施設を3基抱える泊発電所がある。そしてここは、作者の生まれ故郷でもある。2011年3月以降、人々の原発に対する認識は大きく変わったはずだ。反対や賛成という…詳細 »
-
浅井寛司 「標高4000Mの祈り」
“チベット”という響きを聞くと、何処を思い浮かべるだろうか。多くの場合は“チベット自治区”という中華人民共和国の一部を思い浮かべるだろう。だがもしかすると、チベットという一つの独立国家を想像する人もい…詳細 »
-
金村修 「Ansel Adams Stardust(You are not alone)」
コンデジや携帯カメラ、iPhoneにスマホで大量に写真が撮られているこの時代に、写真の希望なんてどこにあるのだろうか。プリントもされずにデスクトップの中で陽の目を見ることもなく垂れ流しのまま朽ち果てる…詳細 »
-
石川文洋 「戦争と平和・ベトナムの50年」
1964年8月、ベトナム沖で米駆逐艦が北ベトナム魚雷艇の攻撃を受けたとされる「トンキン湾事件」で米軍は北ベトナムを爆撃した。この年、作者は初めてサイゴン(現ホーチミン市)を訪れた。その後1965年1月…詳細 »
-
池上諭 「目の前の山」
山に入る。いつもとは違う色、光、空気に囲まれている緊張感とその解放感で、作者は全身が妙に高揚しているのを確かに感じる。数えきれない山靴で踏み固められてきた深い道を、荒い呼吸で登ってゆく。見上げる先に遮…詳細 »
-
小野淳也 「相槌は残りの歳月に染みを付ける」
作者は祖父の写真を撮っている。祖父は、作者が物心ついたときから、軽い認知症を患っていた。そのせいか、作者には祖父との思い出はほとんどない。そして作者が東京で暮らし始めたことで、祖父との距離はそれまで以…詳細 »
-
桑原史成 「不知火海 - The Minamata disease Disaster」
作者が不知火海の沿岸、ことに水俣を中心に撮影を開始したのは1960年からである。この不知火海(八代湾)の沿岸は、ざっと200㎞だが、その一帯で住民に過酷なまでの事件が起き、現在も続いている。正確な数字…詳細 »
-
「大阪写真月間2014 写真家150人の一坪展」
写真文化の発展と普及に寄与することを目的に、毎年6月1日の「写真の日」を中心とした期間に東京と大阪で開催されるのが「写真月間」である。「大阪写真月間」は2000年の暮れに「東京写真月間」(日本写真協会…詳細 »
-
ゴトーマサミ 「Drifting」
3つの川が1つになり、大阪の北部を流れる淀川。昔から様々なものの糧となり、そして時々全てのものを飲み込んできた。その川は、訪れるものたちを決して拒みはしないが、甘やかしてもくれない。10数年前、人生の…詳細 »
-
アナト・パルナス 「夜気: Stillness of Night」
夜気とは、夜(Ya)=‘evening’もしくは‘night’と、気(Ki)=‘air’もしくは‘atmosphere’という二つの漢字から成り立っている。この夜気を英語に訳すと“Night Air”…詳細 »
-
管洋志 「一瞬のアジア - People and nature in harmony - 」
大自然と人間の生き様に魅せられた作者のアジアへの旅は、1969年から1年半のネパール滞在を機に四十数年にわたる。本展は、庶民の生活に寄り添い、心を通わせて撮り続けた写真の中より、たくましく生きるアジア…詳細 »
-
武山友子 「甘い憂鬱」
武山友子による写真の展示。カラー30点(予定)。詳細 »
-
角田奈々 「苦いマンゴー - ベトナムの地に触れて - 」
両親の離婚をきっかけに、母親と住んでいた作者は、母親やいろいろなものから距離をおきたくて、2010年2週間ベトナムに旅をした。ベトナムに興味を持ったのは、福岡に住んでいたことから、自分の中で、距離とし…詳細 »
-
Jui「 Catching the Bird 」展
「像」は想像を超えてやってくる。無修正無加工、ダイレクトに写したツツジの花が、鳥の姿、人の姿、獣の姿に見えてくる不思議な世界。リアルと幻想の境界で、たとえ何かが見えたとしても、それが本当は何であるのか…詳細 »
-
金川晋吾「home for the aged」
この老人ホームでは、「アーティスト」と呼ばれるような人たちを招聘し、入居者に向けてワークショップをおこなうという試みが続けられていて、作者も2012年の秋に「アーティスト」としてここに呼ばれた。 老…詳細 »
-
藤岡亜弥「Life Studies」展
作者は文化庁海外派遣留学生として2008年から1年間ニューヨークを拠点に創作活動を始めた。その後さらに3年間ニューヨークに滞在し写真制作に励んだ。その4年間の成果が本展である。作者のニューヨークでの表…詳細 »
-
寺崎珠真「Rheological Landscapes」
神奈川県にある宮ヶ瀬ダム建設によってできた湖とその周辺を、約2年にわたって撮影した作品である。ダム自体は本来の機能を果たす一方、周辺地域を含めて整備がなされ、都心にほど近いこの場所は観光地として有名で…詳細 »
-
インベカヲリ「やっぱ月帰るわ、私。」
「近々、終わらせる予定なのでその前に写真を撮ってもらえませんか?」と言われて、作者はカメラを持って会いに行った。すでに身辺整理された部屋には、処分予定の服や家具が積んである。写真を撮るより先に、まず相…詳細 »
-
「日本カメラフォトコンテスト」展
本コンテストは、1950年(昭和25年)創刊の『日本カメラ』(51年に月刊化)における誌上月例コンテストで、60年の歴史を有している。特色は、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当、結果を毎月誌上で発…詳細 »
-
「ビジュアルアーツ専門学校大阪 写真学科卒業制作選抜作品展」
プロの写真家になりたいと2年間学んできた学生たちの集大成である。「写真は簡単には写らない」ことも知った。予想外に楽しく、面白いことも知った。自分の可能性を見つけるために、デジタルのみならず、モノクロ、…詳細 »
-
「第61回ニッコールフォトコンテスト入賞作品」展
本展は、ニッコールクラブが主催する第61回ニッコールフォトコンテスト(平成25年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術…詳細 »
-
有野永霧「マイナスの人景 砕石場」
人は生活するなかで、地球に対して様々な行為を仕掛け、人工の風景・人景をたゆまなく作り続けている。それらを我々は現在の風景としてみているのである。人景のなかには、新規に手が加えられたり、修正されたりしな…詳細 »
-
「大阪芸術大学写真学科 2013年度卒業制作選抜」展
写真を志し、大阪芸術大学に集って修練を積み、いままさに各方面に旅立とうとする学生たちの作品展。作品は、各人が卒業制作としてテーマを選び、それぞれが習得した知識と写真技術を駆使し、研究・創作を重ねた成果…詳細 »
-
平林達也「霊気満山―高尾山」
都心から近く、動植物が豊かな営みを続けている高尾山は、昔から遠足やハイキングコースとして都民に親しまれてきたところである。しかも真言宗智山派三大本山の1つ薬王院有喜寺があり、代々信仰の対象としての山と…詳細 »
-
藤原香織 展
本来そのものがあるべき位置に収まっていないものを撮り集めた作品である。そこにあったものが写真を通じて別のものに変容することで、「自分がみている、またはみていた世界は如何様にも変わる可能性を孕んでいるの…詳細 »
-
鈴木 吼五郎「鉱山、プランテーション、縫製工場」
グローバル化の進展に伴い、世界はますます近接し、複雑かつ密接に繋がっている。しかし、現実にはモノの生産、加工から流通、消費に至るサプライチェーンの具体的な現場は、私たちからより遠く、見えにくいものとな…詳細 »
-
上本ひとし「海域」
瀬戸内海、周防市徳山湾沖合にある大津島に、人間魚雷「回天」の基地跡と資料を展示した回天記念館がある。太平洋戦争末期、悪化した戦局を逆転させる願いを込めて発案命名された「回天」は、大型魚雷を人が操縦し、…詳細 »
-
甲斐啓二郎「Shrove Tuesday」
甲斐啓二郎による写真作品の展示。カラー約30点。詳細 »
-
木村靖子「自然との対峙」
木村靖子による写真作品。カラー35点。詳細 »
-
桑原史成 「不知火海 - The Minamata disease Disaster - 」
写真展のタイトルから漁火や天草諸島の島影、夕陽など情緒的な風景写真を連想するかもしれないが、そのような内容ではない。不知火海(八代海)の沿岸に居住する人口は、かつて約40万人といわれてきた。半世紀前か…詳細 »
-
秋田淳之助 「原霊樹 奄美のガジュマル」
作者は美術展写真作品の審査のために奄美大島を訪れるようになり、どうしても気にかかっていたガジュマルの風景に出会った。3年後、ブローニーカメラにて撮影を開始したが、どうしても表現し切れない。悩んだ末、8…詳細 »
-
林 典子「キルギスの誘拐結婚」
中央アジアの小さな国キルギスでは、キルギス人の既婚女性の約4割が男に誘拐され、結婚させられているといわれている。キルギス語で「Ala Kachuu」(奪い去る)と言われ、女性たちの約85%は何時間、何…詳細 »
-
青木秀平 展
青木秀平による東京を写し出すカラー写真28点の展示詳細 »
-
瀬戸正人「Cesium/Cs-137」
あの日、35㎏のセシウムが地球上に放出され、そのほとんどが福島県内に降り注いだ。チェルノブイリの半分の量だ。放射性物質としてのセシウムは科学的にわかっている。しかし、本当の正体、自然や人体に対する影響…詳細 »
-
原芳市 「常世の虫」
645年は大化改新の年。その前年に起きた日本史上初の宗教弾圧事件が「常世の虫」である。日本書紀によると、現在の静岡県に大(おお)生(う)部(べの)多(おお)という男がいて、アゲハチョウの幼虫を奉り、拝…詳細 »
-
「第19回酒田市土門拳文化賞受賞作品展 小林勝利展」
高知県を流れる美しい川、仁淀川。その上流をおおい被さるような両対岸の山々。厳しい山村集落で自然と共存しながら生き続ける人々と暮らしぶりを30余年に渡って撮り続けた記録写真。全ての写真に「心と絆」が写し…詳細 »
-
「全日本写真展2013」展
41回目を迎えた「全日本写真展 2013」のテーマは、身のまわりの暮らしや風俗、人間の営み、政治経済に至るまで、“ あなたのセンスで現代を切りとろう ”である。展示する作品には、変貌する都市や農村、地…詳細 »
-
「ニコンフォトコンテスト 2012 - 2013 入賞作品展」
このコンテストが目指しているのは、優れたクリエイティビティで、何かを伝える力の強い表現を生み出すフォトグラファーたちのコミュニティを醸成していくことです。写真を愛し、写真と真剣に向き合う世界の仲間が、…詳細 »
-
おがわてつし 「たからもの - ふくしまから - 」
本展は、作者の故郷、福島市に住む子どもたちが今一番大切にしている“たからもの”を集めた写真展である。 2011年3月に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故により大気中に放出された放射能は、福島市…詳細 »
-
島田悠吾 「NYC / Yellow-blue」
島田悠吾による写真作品の展示。詳細 »
-
上田順平 「手紙」
1998年11月28日。作者の母親は鬱病に苦しんで自らの命を絶ち、その10日後に父親は母親のあとを追った。父親にとって妻のいない世界など、生きる価値のないものだったのだろう。作者は新しい家族ができて、…詳細 »
-
世羅拓人 「フィシス」
機械の知覚によって捉えられたこの川の写真には、作者自身が見た事もないような景色が広がっている。たとえ作者がどんな心境だろうと、カメラは撮る者の目の前の現象をただ淡々と捉えていく。捉えられた写真は、作者…詳細 »
-
田島さゆり 「鏡像の祖国 - アルゼンチンの日系人たち - 」
アルゼンチンは、日本とは地球上で、最も離れた場所に位置する国だ。タンゴで有名なこの国は、世界で5番目に日系人の人口が多い国であることは、案外知られていない。作者は縁があって、この国で暮らす日系人と知り…詳細 »
-
「デジスコ倶楽部 写真展」
フィールドスコープとコンパクトデジタルカメラを繋ぎ合わせた通称「デジスコ」は、体長10センチにも満たない小さな野鳥をバストアップ構図で撮影できるカメラ。しかも機材総重量2.5~7㎏と、女性でも簡単に持…詳細 »
-
鷲尾倫夫 「巡歴の道 オキナワ」
鷲尾倫夫による沖縄にて撮影された写真作品の展示。モノクロ47点。詳細 »
-
夏目幹也 「祭りの子」
日本人にとってその地に根ざした祭りは、人々の祈りや感謝など様々な思いが込められており、また一年を過ごす元気をもたらしてくれるものとなっている。作者はそういった祭りの精神性や娯楽性を求めて各地の祭りを訪…詳細 »
-
青島千恵子 「シリーズ『光る音VI』 New York・彷徨」
本展は、作者が十数年来各地(日本、台湾、タイ、デリー、ローマ)を巡り歩き、同じテーマで撮影しているシリーズ「光る音」の第6弾で、今回はニューヨーク(アメリカ)である。 ニューヨークに対して作者は、想…詳細 »
-
「『郷愁と混沌のベトナム 幻想のランタン祭り』 海外撮影ツアー作品展」
ニッコールクラブ創立60周年記念海外撮影ツアーに参加した74名の作品展。 ツアーは、北は中国国境の町サパから南はホーチミン市まで、南北に2000㎞以上を移動する盛りだくさんの撮影旅行だった。 最も…詳細 »
-
村上誠 「水迎え - 南島の“死”の光景 - 」
ニコライ・ネフスキーは、1926年に初めて宮古島で、この島の“水”の物語と出会う。変若水と死水の伝説である。 太陽と月は、何度でも生き返ることのできる変若水と死が運命づけられている死水を、遣いである…詳細 »
-
下瀬信雄 「つきをゆびさす」
指(し)月(がつ)は仏教用語で、仏教の教えを指にたとえ、法(教え)を月にたとえていう。月を指し示すのに、その指先しか見ないと月を失う。という故事に由来する。 作者の育った萩には指(し)月(づき)公園…詳細 »
-
「日本鉄道写真作家協会 写真展」
国内・海外を問わず、鉄道雑誌や広告業界で活躍する個性豊かな鉄道写真家たちが、今まで撮りためた作品を集結し、各自が注目している路線、スポットを当てたい被写体、思い出や心に残ったシーンを『陽のあたる場所』…詳細 »
-
小須田望 「closed square」
都市部の再開発によって新たにつくられた場所には、海外の様式を取り入れた、広場的な空間が設けられている。海外と違うのは、広場を形づくる町並みや景観、そして人びとがそれぞれ独立した存在として見えるというこ…詳細 »
-
冨永晋 「遠い記憶」
作者の父親は大韓民国の揚口で生まれた。作者は小さい頃に、祖父と祖母から戦争の話を聞いた。祖父は獣医師として祖母を伴って大陸へと渡った。そして、父親が生まれ1945年8月15日に戦争が終結した。祖父母は…詳細 »
-
吉原かおり 「サヨナラと香辛料」
吉原かおりによる写真作品の展示。カラー10点。詳細 »
-
和田悟志 「すべてそこにある」
和田の地元は福島第一原発から約65キロメートル離れているのだが、高い放射線の線量が計測されており、いわゆるホットエリアが点在している。また、地震の被害も大きかった。和田は東日本大震災・原発事故をきっか…詳細 »
-
菊池東太 展
この北アメリカの自然をテーマにした写真展は、2004年に「DESERTSCAPE」として発表以来、今度で5回目になる。この間作者は、アメリカ合衆国に10回撮影に行き、10万キロあまりを走破。9回目まで…詳細 »
-
牧野昭子 「記憶をたずねて」
作者は都会を歩いていても、ふと気がつけば賑やかな街中を外れ、横道を曲がり、昔の面影の残る懐かしい町並みを求め歩いている。その町角で出会う風景は、自分の記憶の懐かしい部分を思い出させたり、記憶の中に是非…詳細 »
-
安掛正仁 「蛞蝓草子」
何でもないような日常でも、とある瞬間に「ふっ」と、何か別の世界にでも入り込んでしまったかのような気がする時がある。そんな時に見える世界は、楽しくもあったり、恐ろしくもあったり、さびしくもあったり、いろ…詳細 »
-
森本富雄 「水都大阪・今!」
水の都、大阪は太閤さんの時代から、東西、南北に運河を築き、水路(運河)を利用して大量の物資が輸送され、川筋には商人が活気溢れる市場が繁盛した。大阪の工業化が進むとともに、水路から陸路への高速化が進み、…詳細 »
-
内山英明 「アトムワールド」
本展の写真のすべては、原子力に関連する実験所や研究施設ばかりである。その要塞のように地中にそびえるメタリカルな光景に衝撃を受けたのが、撮影の動機だった。3.11の東日本大震災以前より、日本の最先端のそ…詳細 »
-
森田三郎 「もう だれも来ない - あるレジャーランドの終息 - 」
1989(平成元)年ごろ、鳥取市郊外の高原地帯に、新しいレジャーランドが生れた。回転展望台をはじめいろいろな遊具を備え、さらにプールや桜の園まで設けた、この地方にとって目新しく豪華なレジャーランドだっ…詳細 »
-
ニッコールクラブ銀座支部 「築地場外市場」
築地市場は、江戸時代から続いてきた日本橋魚河岸などが大正12年の関東大震災での壊滅を機に、旧外人居留地であったこの地に移転したもので、大規模な競り市場を有する仲河岸、運河を隔てて場外市場と呼ばれる二つ…詳細 »
-
小林紀晴 「kemonomichi」
千数百年前から続いている御柱祭は七年に一度だけ行われる。昭和十九年、戦争のさなかにもそれは行われた。 春の神事・御頭祭では古くから七十五頭の鹿の首が生け贄として捧げられる。小林が初めてそれを目にした…詳細 »
-
齊藤小弥太 「永遠の園」
抜けるような青空の下、教会の賛美歌が聞こえ、アラビア海からの優しい風が旅人を包み込む。白い砂浜が水平線の向こうまで続き、エメラルド色のバックウォーターが町を流れる。南インドを旅した人は喧噪や混沌といっ…詳細 »
-
アラタンホヤガ 「草原に生きる - 内モンゴル・遊牧民の今日 - 」
20世紀末から内モンゴル自治区に住む遊牧民の伝統文化、昔からの生活様式や言葉が大きく変化している。中国の経済成長を支えるため、石炭が大規模に露天掘りされ、地下水が枯渇し、草は育たない。広い範囲で遊牧生…詳細 »
-
高島空太 「ざわつき」
世界の存在に確信を見いだせない。自分自身を認識することもできずに曖昧性や不安に包まれる。しかし、その中においても曖昧さや不安を感じない瞬間がある。その瞬間を「ざわつき」と高島は呼んでいる。対象に関係な…詳細 »
-
藤原香織 「ホログラム」
本来そのものがあるべき位置に収まっていないものを撮り集めた作品である。そこにあったものが写真を通じて別のものに変容することで、「自分がみている、またはみていた世界は如何様にも変わる可能性を孕んでいるの…詳細 »
-
土田ヒロミ 「土田ヒロミのニッポン」
第27回土門拳受賞対象となった作品は、東京都写真美術館で開催された写真展「土田ヒロミのニッポン」(2007年12月~2008年2月)である。内容は作者の作家活動の軌跡を一堂に紹介するもので、「日本人」…詳細 »
-
「人間大好き!」展
本展は第1回ニッコールクラブ阪神支部展です。個性の異なる会員たちの人間の深部に触れた作品を展示し、テーマである「人間、大好き」感をより強く表現している。カラー42点が展示されています。 ※bisにて…詳細 »
-
平敷兼七 「山羊の肺 沖縄1968-2005年」
本展は、黙々と働いている名もなき人々、人生をマンガタミーして底辺で生きる『職業婦人』、『渚の人々』、『沖縄戦で死んでいった人達のための「俑」』など1968~2005年の作品で構成されている。タイトルの…詳細 »
-
「写真家150人の一坪」展
写真文化の発展と普及に寄与することを目的に、毎年6月1日の「写真の日」を中心とした期間に東京と大阪で開催されるのが「写真月間」である。「大阪写真月間」は2000年の暮れに「東京写真月間」(日本写真協会…詳細 »
-
「Twelve Worlds」展
想像を絶するパフォーマンスを秘めた「ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラD3」は、発売以来多くのプロフェッショナル・フォトグラファーから注目を浴びているが、本展では、各分野の第一線で活躍してい…詳細 »
-
尾崎大輔 「写真は私たちの記憶を記録できるのですか?」
展示する作品は、ロンドンの障害者と健常者で構成されるダンス・シアターカンパニーAMICIを作者が約1年間撮影したものである。 ※bisにて展示詳細 »
-
シマダカヅヒロ 「空観」
撮影地の野付半島は、100年後には消滅してしまうと懸念される日本最大の砂嘴である。温暖化という文字を目にしない日はない今日、フォーマットの変遷はあるものの、記録を兼ねてここ5年ほど作者は野付半島に通っ…詳細 »
-
川合真琴 「Bevel」
※bisにて展示詳細 »
-
松下初美 展
日本の大学生は、3年の中ごろになると就職活動を始める。 作者にとって、真っ黒の群れが企業の説明会に向かう様子はお葬式に、またスタジオで撮った証明写真が遺影に見えたことが違和感の始まりであった。 審…詳細 »
-
2007年TopEyeフォトフォトサロン入賞作品 展
(株)ニコンイメージングジャパンでは、中学生・高校生の写真に関する技術と知識の向上に資することを目的として、写真誌『TopEye』を制作・発行し、1979年から現在まで全国の中学校、高等学校ほか(約7…詳細 »
-
内野雅文 「車窓から」
日々の生活の中、寄り道、立ち止まる事は何処かへ忘れてきてしまったのだろうか。 ただ目的へ急ぐことばかりが求められることが多い。それは現代文明が内在する“スピード・生産性・効率万能主義”とでもいうこと…詳細 »
-
「木村伊兵衛のパリ」展
本展は、木村伊兵衛が1954年(昭和29年)と1955年(昭和30年)の2回にわたって欧州外遊をした際、もっとも印象の強かったパリをニコンSとライカM3を使用して撮影したものです。フィルムは、モノクロ…詳細 »
-
上地典之 「新世界肖像」
大阪「新世界」は一大繁華街であった名残りとさびれ具合がよく、アジア的な風が吹く町となっているが、本展は昭和の香りの漂うこの街と人に独特さを感じた作者がそれらを写真に収めた作品で、前作「ジャンジャンの肖…詳細 »
-
若林勇人 「草の上の昼食」
-
星本由紀子 「ストリゴイ」
-
三國菜恵 「真昼の月」
-
大坂寛 「樹霊」
-
下瀬信雄 「結界 VI」
「結界」は、作者が十数年にわたって取り組んできたライフワークとでもいうべきシリーズで、今回が新作6回目となる写真展である。被写体のほとんどがごく身近な自然で、西日本の豊かな植生を中心に撮影したものであ…詳細 »
-
荒多惠子 「(ルート) 1」
作品は、昨年行った写真展「胸神(muna kami)―乳がんになった日から―」の続編である。作者は病になったあと、死に直面した恐怖を拭い去るすべがなかなか見つからず、女としての自信を喪失していた。もは…詳細 »
-
小泉勝男 展
-
インベカヲリ 展
心の裏表や、さらに隠されたもうひとつの姿だったり、性格の悪さや攻撃性、人に言えない過去、そういった人間の複雑性が好きで撮りつづけた作品である。 「ありのまま……」という言い方があるが、作者はその言葉…詳細 »
-
羽太康雄 展
作者の母がガンで急逝した。生活が荒れた作者は、その後結婚もだめになり、途方にくれる日々を過ごしていた。憂さ晴らしにでもなるかと、久しぶりに埃をかぶっていた一眼レフを片手に街へ出てみた。 何かを撮ろう…詳細 »
-
西村康 展
化粧をして、普段着から仕事用の衣装に着替えていく過程で気持ちを高揚させていく。その時、彼女は現実の世界から別な世界へと渡っていくように見えた。だが、もしかするとその反対だったかもしれない。作者はその二…詳細 »
-
新正卓 「ARAMASA SAKURA」
フォトセミナー 3月27日(木) 18:00〜19:00詳細 »
-
遠藤知有 「南米コロンビア空の下」
2004年、作者は初めてコロンビア第2の都市メデジンの友人を訪ねて、旅をした。外務省の外国渡航案内では、同国は麻薬、殺人、ゲリラ、誘拐が国を揺さぶる内乱状態で危険地帯に指定されていた。しかし入国してみ…詳細 »
-
日本カメラ 自然と風景フォトコンテスト2007
本コンテストは2000年、月刊『日本カメラ』が創刊50周年を迎えたのを機に、それまで年4行っていた「自然と風景フォトコンテスト」を年1回に集約、毎年実施することにしたもので、今年は第8回目となる。詳細 »
-
2007日本カメラフォトコンテスト展
本コンテストは、1950年創刊の『日本カメラ』(51年に月刊化)における誌上月例コンテストで、60年近くの歴史を有している。特色は、著名な写真家が1年間を通じて審査を担当、結果を毎月誌上で発表すると共…詳細 »
-
第55回ニッコールフォトコンテスト入賞作品、第2部カラー・第3部ネイチャー展
本展は、ニッコールクラブが主催する第55回ニッコールフォトコンテスト(平成19年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術…詳細 »
-
第55回 ニッコールフォトコンテスト入賞作品 第1部モノクローム・第4部デジタルイメージング展
本展は、ニッコールクラブが主催する第55回ニッコールフォトコンテスト(平成19年度)に入賞した作品を一堂に展示するものである。ニッコールフォトコンテストは、世界中の写真愛好家に広く門戸を開き、写真芸術…詳細 »
-
元木みゆき 「息の結び目」
作者が長年撮り続けてきた北海道・牧場一家。ケミカルカメラから機動性の高いデジタルカメラに持ち代えた作者は、まるで呼吸をするようにシャッターを押し、牧場一家の日常を切り取っていく。牧場一家が織り成す日常…詳細 »
-
Eun-Kyung Shin 「Wedding Hall」
結婚とは夫と妻の関係を作り出し、ひとつの家族を構成することになる社会的な体系である。 結婚式は神聖な儀式であるはずなのに、わが韓国では社交上の儀礼、それも味気ないものになりがちだ。結婚式場は至る所に…詳細 »
-
稲宮康人 「『くに』のかたち HIGHWAY LANDSCAPES OF JAPAN」
今の日本には使われている高速道路が8,920kmあり、建設中の路線、建設予定路線を合わせると15,000kmにもなる。首都高速や阪神高速を含めれば、総延長は更に伸びる。 作者は2005年から07年に…詳細 »
-
北島敬三 「USSR 1991」
ソ連が崩壊した1991年に、断続的に約150日間滞在して撮影した作品である。作者が最初に訪れた時点では、数ヵ月後に起こる体制崩壊はまったく予測していなかった。120以上あるといわれる民族の言語、宗教、…詳細 »
-
日韓高校生写真交流の集い写真展
本展は、第3回高校生写真国際交流事業・日韓高校生写真交流の集いに参加した日本及び韓国の高校生が、日本(島根県松江市、鳥取県境港市・倉吉市)と韓国(ソウル、水原)で撮影した写真作品である。展示する作品は…詳細 »
-
管洋志 「奄美、シマに生きて」
終戦から60年の日本。発展、混乱、不況を繰り返しながら、1980年代の急速なる円高と共に、日本はこのまま世界に通用する経済大国に成り得たか...、と国民誰もが信じた。 それから10年。過熱したバブル…詳細 »
-
保戸塚千真 「Purkinje」
-
吉原かおり 「カプセルアパート」
わずか1畳半のプライベートルームと、それ以外の生活は共有空間になっているカプセルアパート。作者はこのカプセルアパートに1年以上も住み、退室してからも住人の写真を撮り続けてきた。そしてパブリックとプライ…詳細 »
-
野村次郎 「ある日」
作者は人気のない世界が好きだった。そんな場所を求めて多摩川か地元の奥武蔵の山へ散策に出かけ、写真を撮った。今はもうなくなってしまったが朝霧のたつ妻坂峠から大持山へ抜ける蔦のある景色。崖くずれの絶えない…詳細 »
-
濱口香奈子 「時差2時間からの便り」
3年前に祖父が死んだのがきっかけとなり、作者は宗教に対して疑問と複雑な気持ちを持つようになった。日本と同じ仏教国で、多くの共通点があるタイに行けば答えが見つかるのではないかと考え、作者は2006年の1…詳細 »
-
瀬戸正人 「Binran」
台湾には「ビンロウ」という椰子の実を噛む習慣がある。これは東南アジアや南太平洋の島々でも見受けられる昔ながらの習慣で、噛みタバコのようなものだが、本展はそのビンロウ(台湾では「ビンラン」という)を売る…詳細 »
-
2007 西日本読売写真クラブ選抜展
-
渡辺眸 「全共闘の季節 1968〜69」
1968年は世界が揺れた年であった。ベトナム戦争、キング牧師やロバート・ケネディが暗殺され、パリ革命が起こり、アポロが月に到着した。そして作者が写真を撮りはじめた年でもあった。 新宿の街を、作者はカ…詳細 »
-
小林伸一郎 「最終工場」
激しく流動する1980年代の東京湾岸を皮切りに、日本全国の廃墟をめぐり、同時に完成に向かう建造物を独自の視線で表現、発表してきた作者の最新作である。 明治、大正、昭和と変貌する日本の高度成長を見つめ…詳細 »
-
2007 全日本写真展
35回目を迎えた「全日本写真展 2007」のテーマは、身のまわりの暮らしや風俗、人間の営み、政治経済に至るまで、“あなたのセンスで現代を切り撮ろう”である。 展示する作品には、変貌する都市、生活様式…詳細 »
-
ニコン フォトコンテスト インターナショナル 2006-2007 入賞作品展
ニコン フォトコンテストインターナショナルは、「世界中の写真愛好家が、プロフェッショナルとアマチュアの枠を越えて交流できる場を提供し、写真文化の発展に貢献すること」を目的に、株式会社ニコン(社長:苅谷…詳細 »
-
石川直樹 「NEW DIMENSION」
作者は世界中に点在する先史時代の壁画とそこにいたる道程を、およそ6年にわたって撮影してきた。 狩猟生活を基本とする先史時代の人々にとって壁画の中の動物たちは、岩に描かれた絵であることを超えて動物その…詳細 »
-
鬼海弘雄 「東京夢譚」
作者は写真に興味をもちはじめてから三十数年間、浅草で出会う市井のひとの肖像、そして、ひとの暮らす場所としての町の風景写真を茫洋と撮りつづけてきている。ポートレイトでは、ひとの一瞬の表情でなく、来し方や…詳細 »
-
刑部信人 「Ease」
自分の内なる世界を表現するのではなく、目の前に広がる自分を包み込んでいる世界に目を向け、その中に浸かることで何かに囚われていた自分の心が解放される。この世界とカメラを通じ、全身で対峙することでその場所…詳細 »
-
稲宮康人 「『くに』のかたち HIGHWAY LANDSCAPES OF JAPAN」
今の日本には使われている高速道路が8,920kmあり、建設中の路線、建設予定路線を合わせると15,000kmにもなる。首都高速や阪神高速を含めれば、総延長は更に伸びる。 作者は2005年から07年に…詳細 »
-
安達康介 「洛中洛外景」
16世紀、狩野派の絵師たちが京の町の様子を描いた『洛中洛外図屏風』には、観光名所を訪れ、祇園祭を楽しみ、鴨川で憩う、21世紀を生きる私たちとそれほど変わらぬ人々の営みが鳥瞰図で描かれている。当時はなか…詳細 »
-
廣瀬遥果 「ミナソコ」
薄皮の一枚で狂気を包んでいるような土地だと気付くのは、旅人だからかもしれない。祭りの中のバリ。 ガムランと人いきれの喧騒の中から、エアポケットのように抜け落ちた一瞬の、圧倒的な静寂が、バリそのものだ…詳細 »
-
青島千恵子 「光る音 IV Delhi インド デリー」
日本、台湾、タイとアジアの国々を巡り、ついに作者はインド、デリーにやってきた。灼熱の太陽とその暑さにもめげず押し寄せる人々の洪水、溢れかえる物たち、動物、植物。それらが一緒くたになってせまってくる。そ…詳細 »
-
有野永霧 「無名のアースワーク アメリカ編」
現代美術の中で、地球(アース)を掘り、採集し、検証しながら、自己の思想をアースに刻み込んだ作品(ワーク)を展開した人たちがいる。彼らの作品は「アースワーク」と名付けられている。 日常の風景の中で、ア…詳細 »
-
第31回 全国高等学校総合文化祭写真 展
本展は各都道府県で審査のうえ優秀と認められた作品5~10点、合計308点が選抜され、さらに写真家森山大道氏ほか2名が審査し、優秀と認められた作品である。詳細 »
-
渡邉博史 「私は毎日、天使を見ている」
2001年7月の夏の日、作者はサンザラロ精神病院に足を踏み入れた。そこには多くの患者がいた。ある者は歩き回り、ある者は眠り、ある者はベッドの上にじっと座っている。すると一人の女性が作者と一緒に並んで歩…詳細 »
-
島内治彦 「メキシコ・ソノラ・地上の光景」
メキシコのソノラ州はアメリカ合衆国と国境を接するメキシコ北部の州である。 作者は7年前、その州都エルモシージョに在住する友人を訪ね、ソノラ州を南北に貫く国道を旅した。そこは日本人が持っているメキシコ…詳細 »
-
上本ひとし 「OIL 2006」
作者が住んでいる瀬戸内海沿岸の街、周南工業地帯(旧徳山市)はコンビナートの街とも言われ、プラントが建ち並び、関連会社とともに、仕事や生活の糧となっている。 原油価格の高騰や、ある意味でピークともいわ…詳細 »
-
久保圭史 「通り過ぎなかった光景」
タイトルの意味するところは、作者の視界ではなく、感覚を通り過ぎていかなかった光景という程度の意味である。作者が気に入っている撮影行為は、日々の中でなんとなく感覚に引っかかってくる光景を複写していくこと…詳細 »
-
岩瀬菜美 「夜の声」
今夜もカメラを持って歩く作者。ゆっくり、ゆっくり、いろんな事を考えながら、感じながら、思い出しながら、歩く。 夜の街を浮遊しながら、ずっと街で声をかけて撮っている。すると、街ですれちがっただけなのに…詳細 »
-
金子友洋 「Botany」
-
土屋景子 「猫のいる島」
本土の港から島行きの船に乗ると、乗客のほとんどが島の人たちである。船中では大家族の中によそ者がひとりというような感じで、どことなく居心地が悪くなるが、島の人たちはそんなよそ者にごく自然に話しかけてきて…詳細 »
-
飯田勇 「越境地帯」
中朝国境で北朝鮮の脱北者の取材を始めて10年、作者は今まで7回この地を旅した。最初の取材は1997年だった。本当に北からの逃亡者に会えるのだろうかと半信半疑だったが、現地に行くといとも簡単に遇えた。地…詳細 »
-
村上友重 「水、満ちる-the series of water-」
水が大気を満たす。水が凝縮し、視界が遮られ、すべてが曖昧になり、柔らかな風景が広がる。いつからか作者は、そこに心惹かれるようになっていた。 今回は6年ほど前から撮り続けてきた水の風景のシリーズからの…詳細 »
-
須田一政 「ニホンノ風景」
戦後、私たちの目標は極めてシンプルなものであった。腹いっぱい飯を食いたい、お洒落をしたい、豊かな暮らしがしたい。誰もがそんな夢の実現にむかって走り続けた。走ることに夢中で自分の足が地面から離れたことに…詳細 »
-
児玉房子 「『希望』の現在」
作者が1992年に出版した写真集『千年後には・東京』は、バブル経済に沸き立った東京の、若者のさまざまな姿と重なった。その後、気がつくと経済の構造が変化し、企業の都合だともいわれるが、会社も飲食店もどこ…詳細 »
-
中村征夫 「海中2万7000時間の旅」
「海中2万7000時間の旅」は、水中写真の第一人者・中村征夫氏の集大成。東京湾のヘドロの中で生きるカニやハゼ、サンゴの産卵から死滅、千差万別の魚の顔面といった代表作に、生命の起源を感じさせるストロマト…詳細 »
-
ハナブサ・リュウ 「美の王国」
作者は、美術館という小宇宙のなかで、ギリシャ、イタリア、フランスの人体彫刻や裸体絵画の持つ美の世界を写真で表現することを続けている。静止した身体を表現にする点では、写真と人体彫刻や裸体絵画には深い共通…詳細 »
-
「Juna 21」展
4人の写真家による4つの企画の共同展。地頭所和徳は「街は箱庭~展望台は玉手箱~」、阿部直樹は「午後の庭」、元木みゆきは「息の結び目」、田中舞は「たおやかな光」をタイトルに展示する。 画像: 地頭…詳細 »
-
大阪写真月間2007 「写真家150人の一坪」展
「大阪写真月間2007」は6年目となり、大阪市内中心部の複数のギャラリーで、写真家約150人が一人一坪(1.5〜1.8m四方)を使って展示する。本展の特色は、写真を表現手段として作品を制作している人な…詳細 »
-
北島敬三 「USSR 1991」
ソ連が崩壊した1991年に、断続的に約150日間滞在して撮影した作品である。作者が最初に訪れた時点では、数ヵ月後に起こる体制崩壊はまったく予測していなかった。作者はさまざまな人たちの写真を撮りながら、…詳細 »
-
イレーネ・カロリーナ・エレラ 「アイデンティティ ―ブラジルの日系人―」
“アイデンティティ”というタイトルがつけられた本展の作品は、世界で最も日本人移住者が多い地を探る試みである。なかでもブラジルは100万人以上の日系人を有する国で、作者はおもに南部の都市を回って今も残る…詳細 »
-
齊藤宙 「愚かさの傍観」
作品の被写体となっているのは、最盛期には「東の軍艦島」「雲上の楽園」と言われた巨大鉱山、岩手県旧松尾村に残る松尾鉱山の現在の姿である。そこには人々がいなくなり、当時のままに時が止まっているが、かつての…詳細 »
-
佐久間元 「そこへゆけ」
作者の撮影行為は昆虫採集に似ている。捕虫網の代わりにカメラを持ち、出会った人や物を反射的に網(カメラ)に捕らえ(写し)てゆく。フィルムに収められた光景は暗室を経て標本(作品)となり、その瞬間で止まった…詳細 »
-
伊津見総一郎 「人間列車」
列車は人間にとって特別な空間である。街中を車や自転車で通勤・通学するときとは違い、一度列車に乗車すれば、どんなに急いでいてもじっとしているしかない。まるで時間はとまり、個人の世界に入っていくようで、一…詳細 »
-
加藤文彦 「屋久島 沢と源流」展
南国の洋上に位置する島でありながら、長い年月により多雨と急峻な山岳地形が造り上げた渓谷は独自の景観を持つが、作者は特に源流域の美しさに強い印象を持った。厳しい自然が創造してきた岩、清流、植物の調和のと…詳細 »
-
黄龍起 「夜の蜃気楼 (Night Mirage)」展
作者は2004年4月から日本で生活をしている。この2年半の間、作者が日本の街中を歩いていると、パチンコ屋の建物がよく目に飛び込んできた。そこで作者はパチンコ屋の多さに注目し、日本の都市風景として、また…詳細 »