「コレクション遊覧 —旅するまなざし— 」展

芦屋市立美術博物館

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本展では、当館コレクションの中から、積極的に外へと眼を向けた芦屋ゆかり作家たちに注目し、彼らの旅するまなざしが実現して見せた、それぞれのヴィジョンを紹介します。取り上げる主な作家は、1920年代にパリに渡って数年間滞在し、サロン・ドートンヌに出品した大橋了介(1895〜1943年)や上山二郎(1895〜1945年)、西洋の前衛美術運動に造詣の深い美術評論家の夫・仲田定之助との生活で、西洋のモダンな感覚を身につけた仲田好江(1902〜1995年)、1920年代に東南アジア各地を巡り、1930年に「芦屋カメラクラブ」を結成して新興写真運動の一翼を担ったハナヤ勘兵衛(1903〜1991年)、パリ帰りの上山二郎から影響を受けた後、戦前は二科会で抽象絵画の旗手として、戦後は具体美術協会のリーダーとして活躍した吉原治良(1905〜1972年)、1952年に渡仏してまもなく独自性を認められ、終生パリを拠点に活動した菅井汲(1919〜1996年)です。特に吉原については、彼が1930年代初頭に収集した希少なロシア絵本もあわせて展示します。

(1)『ロシア漫遊』
展示中のロシア絵本の原文・日本語訳の朗読を中心に、ロシアンスタイルのアコーディオン演奏、マトリョーシカ作家による作品展示・解説など、ロシアに親しむひとときです。
[日時]4月8日(日)午後2時〜3時30分
[出演]ナターリヤ・プルサチク(朗読)、ゆうこ(アコーディオニスト)、露菜(マトリョーシカ作家)
[参加費]500円
[定員]50名
[申込方法]氏名、住所、電話番号を明記の上、FAXで「ロシア漫遊」係までお申込みください。(送付先:0797-38-5434、先着順)

(2)学芸員による展示解説
[日時]4月15日(日)、5月6日(日)、5月20日(日)、6月3日(日)
    いずれも午後2時〜(要観覧券)

メディア

スケジュール

2007年04月07日 ~ 2007年06月03日

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