「洋画家 辻愛造とその周辺」展
西宮市大谷記念美術館
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辻愛造(つじあいぞう)は、1895年、大阪の南船場に生まれた洋画家です。1910年に日本画を学び、1912年に赤松麟作に師事し洋画に転向しました。1915には上京して太平洋画会研究所で学びますが半年で帰阪し、以後は大阪を拠点に活躍しました。院展洋画部や国展に出品を重ね、特に国展は1963年に68歳で亡くなるまで出品を続けました。本展覧会では初期から晩年に至る油彩画やガラス絵、木版画のほか、伊藤慶之助(いとう けいのすけ)や大石輝一(おおいし てるかず)ら、親交のあった画家の作品など約50点を展示することで、辻愛造の足跡をたどります。
画像:「酒場」1932(油彩・カンヴァス)