「シャガール 愛と自然の讃歌」展

奈良県立美術館

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豊かな色彩と幻想に満ちたシャガール(1887-1985)の作品は、世界中の人々に親しまれています。恋人達や花束、動物、サーカス、聖書といったモチーフは、いずれも深い愛情にあふれ、生命の喜びと平和への希望を人々に抱かせます。
シャガールの作品には、おなじみのモチーフだけではなく、その背景には様々な風景が描かれています。
彼の芸術の源泉である生まれ故郷ロシア(現在のベラルーシ)のヴィテブスクの街並みや、「第二の故郷」と呼んだフランス・パリの華やかな景色、晩年移り住んだ地中海沿岸の美しい景色など作品に描き込まれた風景は、ユダヤ人として生まれ、歴史の波に翻弄(ほんろう)されながら各地を転々とした画家の生涯の軌跡であり、自身の心情を伝える重要なメッセージとなっています。

【画像:マルク・シャガール 「誕生日」 (1915) ニューヨーク近代美術館蔵】

メディア

スケジュール

2007年10月06日 ~ 2007年12月16日

アーティスト

マルク・シャガール

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