国立国際美術館開館30周年 記念シンポジウム 「未完の過去 − この30年の美術」

国立国際美術館

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国立国際美術館は今年で三十周年を迎えました。一昨年開催した当館のシンポジウム「野生の近代 再考、戦後日本美術史」は、具体美術協会から大阪万博までの美術の流れをほぼ通史的に検討することを目的をしたものでした。「未完の過去」と題した今回のシンポジウムは、その後を受けてこの三十年の美術の動向を、主要なトピックに即して討議すべく企画されました。
今回取り上げた五つのトピックは、「アジア」「サブカルチャー」「ジェンダー」という広い意味での文化の多元性に関わる問題と、「国際展」「美術館」という美術を巡る社会的な制度の問題に大別されます。
当館が五つのトピックをテーマにしたのは、あえていうならば、今こそ死語のレッスンが必要ではないかと考えたからなのです。各分野の専門家の方々をお招きして開催される今回のシンポジウムが、開館三十周年を記念するにふさわしい充実した内容になることを願ってやみません。

11月3日(土)10:20〜16:30
11月4日(日)10:25〜16:45 
定員130名(当日先着順)
浅田彰・五十嵐太郎・石内都・岡崎乾二郎・高階秀爾・南條史生・原久子・松井みどり・建畑晢・国立国際美術館の研究員
※地下1F講堂にて

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スケジュール

2007年11月03日 ~ 2007年11月04日

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