ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 展

滋賀県立近代美術館

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ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)は、近江八幡に事業の拠点を置きながら、夏季には軽井沢に滞在し、全国の宣教師などに知己を得て、建築事業を拡大させました。ヴォーリズの建築は日本全国に、そして韓国など海外にも建てられ、現在も保存活用されています。それらはキリスト教伝道者としての使命と理念にもとづき、合理性と簡素さを目指しつつ、日本の風土となじんだ親しみやすく清明な様式を備えていました。ヴォーリズの建築が時代を超え、地域や国境を越えて親しまれてきたのは、その特徴ゆえといえましょう。
ヴォーリズが建築設計監督事務所(後のヴォーリズ建築事務所)を開業してからちょうど100年にあたる2008年に開催されるこの展覧会では、ヴォーリズが残した建築作品を写真や映像資料、模型や資料などから紹介し、生活との調和をめざしてヴォーリズが作り出した建築空間の特徴を学校や教会、商業建築や住宅などの作品のなかに見てゆき、建築をとおして理想の生活を築こうとした、ヴォーリズの活動と思想の系譜をたどります。また会場にはヴォーリズが軽井沢に設けた山荘を実物大で再現します。

特別講演会「中央芝生の空間」関西学院キャンパスの伝統について 2月17日(日) 13:30〜
講師:田淵結(関西学院宗教総主事・関西学院大学文学部教授)、山形政昭(大阪芸術大学建築学科教授)
※講堂にて

特別講演会「窓からの眺め」神戸女学院キャンパスに見るヴォーリズの美学 3月2日(日) 13:30〜
講師:濱下昌宏(神戸女学院大学文学部教授)、石田忠範(石田忠範建築研究所)
※講堂にて

日曜美術館紹介(展示品解説) 3月16日(日) 14:00〜
※講堂にて

【画像:ヴォーリズ記念館(近江八幡市・滋賀県指定有形文化財)】

メディア

スケジュール

2008年02月09日 ~ 2008年03月30日

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Reviews

donald_japantimes: (2008-02-28 at 16:02)

A time before 'starchitects'
By Matthew Larking
Special to The Japan Times

Vories the architect was enamored with doing Jesus the carpenter's work, taking up the spirit of humility in contrast to the present day's desire for celebrity ...

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20080228a1.html

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