「版の方法論 〜京都と名古屋から〜」展

海岸通ギャラリーCASO

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両大学は、同時期(1980年代後半)に、版画コースとしては後発で版画専門実技教育に参入し、
京都精華大学は京都市立芸術大学に対抗しうる存在として版画の技術に特化する教育を展開し、
名古屋芸術大学は版媒体の拡大解釈更には多方向性を積極的に擁護する教育を展開して来た。
京都精華大学は2006年度より、メディア学科を新設してその中に版画コースを位置付け、名古屋芸術大学は版画コースの人材育成理念をより強化する形で2008年度より版画コースとは別に
アートクリエイターコースを新設するなど、この20年間の版画専門教育での成果を踏まえて、新しく動きだした。
版画大国と言われる日本にあって、新規参入した双方の大学が版画のしがらみに縛られずに果たして来た役割は小さくはない。その両大学のこれまでの成果と、今後の方向性を、特に次代を担う卒業生や大学院の若手の作家たちによる展覧会と座談会で提示する目的で、本展覧会は開催する。

画像: 川田英二(名古屋芸術大学非常勤講師)「Theoria 40-32」2006 40×40×4.5cm (エッチング)

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