秋野不矩 展
京都国立近代美術館
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静岡県に生まれた秋野不矩(1908–2001)は、21歳の時に京都へ出、西山翠嶂に入門、官展に出品を続けますが、1948年に脱退、上村松篁、福田豊四郎らと共に創造美術(現・創画会)を結成し、活躍します。一方で、1949年から1974年まで京都市立芸術大学で後進の指導にも当たっており、これ等の功績により、1999年に文化勲章を受章しました。
今展は、生誕100年を記念し、没後初めてゆかりの地京都で開催される大規模回顧展です。54歳の時にタゴール国際大学へ客員教授として一年間滞在したのを機に始められた、インドシリーズをはじめ、初期から最晩年までの代表作約90点に素描、絵本原画などをあわせて展示し、その70年に及ぶ画業を紹介します。
講演会「秋野先生の人と作品」4月12日(土)13:30〜15:00
定員 100名、小嶋悠司(創画会会員、京都市立芸術大学教授)
※1F講堂にて
【画像:秋野不矩 「土の祈り」 (1983) 京都国立近代美術館蔵】
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スケジュール
2008年04月08日 ~ 2008年05月11日