「源氏物語千年紀」展

京都文化博物館

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人生、とりわけ恋愛の喜びと苦悩を描ききった王朝文学の最高傑作・源氏物語。作者である紫式部の日記から、源氏物語が寛弘5年(1008)には宮中で読まれ、評判になっていたことがうかがえます。そこで平成20年(2008)を「源氏物語千年紀」ととらえ、またこの年が当館の開館20周年にあたるのをあわせて記念して、特別展を開催します。
「源氏物語を読める幸せに比べたら、お后の位などなにほどでもない」。源氏物語が書かれてまもなく、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)はそう記しました。以降、源氏物語は現代にいたるまで読まれ続け、さらに今日では世界の様々な言語に翻訳されています。一方、日本の古典芸術において源氏物語の影響を受けていない分野は皆無といって過言ではなく、とくに美術では多様な「源氏絵」が盛んに制作され、それらがまた源氏物語の理解や愛好をうながしました。
本展では、千年の長きにわたり愛されてきた源氏物語の世界、その主要な登場人物や名場面を優れた絵画作品によって紹介するとともに、源氏物語の背景となった平安時代の文化や、源氏物語をめぐって現代まで積み重ねられてきた様々な営みも展観します。
※4・3階展示室にて展示

メディア

スケジュール

2008年04月26日 ~ 2008年06月08日
10:00〜18:00開廊、5/7(水)は休館

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