「幕末・維新期の動乱と大坂城」展

大阪城天守閣

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徳川幕府によって再築された大坂城は、将軍の城であったにもかかわらず、三代将軍家光以来、長らく入城する将軍はいませんでした。しかし、黒船が来航してアメリカやロシアなど諸外国との関係が重要な政治課題となり、あるいは長州藩や薩摩藩などの西国諸藩が力をつけ、朝廷の発言力が重みを増してくると、大坂城の政治的軍事的位置づけがにわかに高まりました。
十四代将軍家茂が約230年ぶりに大坂城に入城したこと、幕府が長州藩と戦ったときの本拠地が大坂城であったこと、徳川慶喜が大坂城に各国の外交使節を招いて会見したことなどは、その良い例といえるでしょう。
今回の展示では、このような激動の時代と当時の大坂城をほうふつとさせる資料を紹介いたします。
※3階展示室にて展示

【画像:錦絵『坂府新名所』の内「鎮台光景」 大阪城天守閣蔵】

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2007年11月13日 ~ 2008年01月15日

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