「鉄斎 -書に託した精神(こころ)-」展

鉄斎美術館

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京都では、今も町のあちこちで老舗に掲げられた鉄斎の手になる屋号の扁額や、神社仏閣の門前に鉄斎の原書による碑を見ることができます。鉄斎は晩年、自身の書に非常に自信を持っていて、「後世には弘法大師や菅原道真と同格に扱われるだろう」と語っていました。鉄斎の書は絵の習得と同様、特定の師につくことなく独学で学びました。膨大な書物を読みそこから心に感じた詩句や鑑戒の語などにふさわしい書体を篆・隷はいうに及ばず、楷・行・草・仮名文字から選んで自在に書し、ついには全く自由で豪快な鉄斎の書と呼ばれる書風を作り上げたのです。今回は鉄斎の若い頃から晩年に至る書幅、書額に加え、碑文の拓本、書簡等を選び展示します。

ギャラリートーク 6月16日(土)6月30日(月)7月14日(土)13:30〜

メディア

スケジュール

2007年05月16日 ~ 2007年08月05日
10:00-16:00開館。7月16日(祝・月)開館 翌日休館

アーティスト

鉄斎

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