島内治彦 「メキシコ・ソノラ・地上の光景」
大阪ニコンサロン
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メキシコのソノラ州はアメリカ合衆国と国境を接するメキシコ北部の州である。
作者は7年前、その州都エルモシージョに在住する友人を訪ね、ソノラ州を南北に貫く国道を旅した。そこは日本人が持っているメキシコのイメージとは違い、荒涼とした砂漠の中に、スペインの植民地時代の面影を色濃く残した町や村が点在していた。
本展は、スペインの古き文化を伝える素朴な人々の暮らしや風景のほか、先住民であるヤキ族の集落、孤高の老人、子供達に出会った作者が、その地の光景を切り取ったものである。また、夏の終わりに、暑い路上を徘徊した作者の旅の記憶でもある。モノクロ約60点。
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スケジュール
2007年08月23日 ~ 2007年08月28日