「収集と修復の成果」展
京都文化博物館
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京都には、長い美術・工芸の伝統が息づいており、現在でも多くの作家や工芸家が京都を拠点にして活躍しています。京都府では、これらの作家の作品をはじめ、京都にゆかりのある作品、また近世の美術・工芸品を継続的に収集してきました。江戸期から現代までの幅広い時代の、多様な作品を数多く収蔵しています。また一方で、これらの作品は、収蔵庫内に保管していても、ゆるやかな経年劣化が生じます。これら傷みがみられる作品ついては、順次補修修繕をはかり、作品の状態維持と回復につとめてきました。本展では、概ね過去4年間に、寄附の受け入れや購入などによって新たに収蔵品に加わった作品と、修復によって展示にたえる状態に回復した作品のなかから、日本画、洋画、彫刻、染織、陶芸、人形など、多彩なラインナップを紹介します。
※美術・工芸展示室にて展示
【画像:小松均 「蓮」(昭和26)】