「トプカプ宮殿の至宝 オスマン帝国と時代を彩った女性たち」展

京都文化博物館

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トルコ共和国の前身のオスマン帝国は、13世紀から20世紀初頭にかけて、地中海世界の大帝国として繁栄しました。その勢力は16世紀にはアジア、アフリカ、ヨーロッパにまたがり、イスラム教の二大聖地であるメッカとメディナも掌中におさめ、帝国の支配者である歴代スルタンは軍事や政治だけでなく宗教や文化にも大きな影響を与えました。
帝都イスタンブールで15世紀後半に造営のはじまったトプカプ宮殿には、約400年もの長きにわたって歴代のスルタンが居住しました。宮殿ではスルタンと宮廷人のために、おびただしい数の贅を尽くした装身具や衣服、調度品、写本などが作られ、また、当時は極めて高価であった中国の陶磁器が数多く取り寄せられました。トルコ共和国の建国とほぼ同時に博物館となったトプカプ宮殿にはこれらの品々の一部が遺されています。
本展では、オスマン帝国の威容を偲ばせる荘厳な武具やスルタンが所有した財宝の数々に加え、宮廷の女性たちにゆかりの優美な衣装や装身具、中国陶磁器の名品などを紹介します。

【画像:「アブデュル・ハミト1世像」(1744-89) トプカプ宮殿博物館蔵 ©Topkapi Palace Museum】

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2007年10月06日 ~ 2007年12月02日

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