「大名の調度 - 暮らしを彩る」展

彦根城博物館

poster for 「大名の調度 - 暮らしを彩る」展

このイベントは終了しました。

江戸時代の大名の一生のうちには、成長の節目や婚礼など、各種の儀式が行われていました。儀式の際に調えられる専用の道具類は、儀礼の場を飾るとともに、大名家としての威信を示し、あるいは人々の安泰な暮らしを願うものでもありました。
日々の生活の中でも、支配者階級に属する「大名」のイメージを支える、さまざまな道具が調えられました。それらは、大名家の生活を視覚的に演出するとともに、大名に求められる教養を生活の場から身に付けていくための役割も果たしました。
大名家の空間を彩った道具は、場を美しく調え、支度するという意味で「調度〔ちょうど〕」と呼ばれます。テーマ展「大名の調度-暮らしを彩る-」では、彦根藩14代藩主井伊直憲〔いいなおのり〕に輿入れした宜子〔よしこ〕が人生の節目である婚礼の際に持参した調度類を始めとして、大名家の暮らしとさまざまなかたちで密接にかかわってきた調度の数々を紹介します。

【画像:「叢梨地菊三横菊紋牡丹唐草蒔絵沈割箱」(江戸時代後期) 36.7x30.6x19.7cm 彦根城博物館蔵】

メディア

スケジュール

2007年11月29日 ~ 2007年12月22日

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Kansai Art Beat (2004 - 2024) - About - Contact - Privacy - Terms of Use