四耕会 「前衛陶芸発生のころ」
ギャラリー16
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四耕会は1947年11月に宇野三吾、林康夫、鈴木康之、清水卯一らが結集して誕生した京都における一番最初の前衛陶芸集団です。その存在は、48年に誕生した、八木一夫らの走泥社に対し、ともすれば忘れられがちな存在ですが、個々の作品は世界的に認められているものです。
今回、四耕会の誕生した戦後〜1947年前後の京都の状況から今日までを振り返ることによって、革新と前衛を志向した人間の有り様をさぐります。
会場には、四耕会を振り返る資料を展示。
当時の、林康夫、鈴木康之らの伝説的な作品のいくつかを展示いたします。
また四耕会の結成のメンバーで、後にフィルムアンデパンダンなどに参加をして京都の映像文化をおしだした大西金之助の映像も上映いたします。
【画像:大西金之助「明日を創る」(1960) (清水焼作家、林康夫の映像より)】