「シュルレアリスム 謎をめぐる不思議な旅」展

姫路市立美術館

このイベントは終了しました。

現実とはいったい何なのでしょうか。現実をめぐるさまざまな謎に正面から向き合った芸術運動が、シュルレアリスム(超現実主義)でした。20世紀初頭、パリに集まった芸術家によって立ちあげられたこの運動は、世界的な広がりを見せ、広範囲の文化に深い影響を及ぼしました。
シュルレアリスムの根底には人間の心をいかに解放できるかという問いかけが常にありました。そして、現実と非現実、意識と無意識、日常と夢、文明と未開など、理性によって分断されてしまった世界を再び統合し、私たちの精神の豊かな全体性を回復させることを試みていったのです。
この展覧会は、シュルレアリスムの作品を所蔵する国内の美術館が協力・連携しながら、代表的な作品約130点を展観します。シュルレアリスムを分かりやすく紹介するため、「序章:ようこそシュルレアリスムの世界へ」、「第1章:意識を超えて」、「第2章:心の闇」、「第3章:夢の遠近法」、「第4章:無垢なるイメージを求めて」といった展示構成によって、その全体像を読み解いていきます。

メディア

スケジュール

2007年09月15日 ~ 2007年10月28日
9/18(火)、9/25(火)、10/9(火)休館

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