「瓶花静物コレクション」展

星野画廊

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近代の画家たちが、あまたある画材の中から好みの花を選んで花瓶にける。構図を決め、花たちと対峙する。画家の眼という特殊なフィルター通し、熟達の絵筆を駆使して対象の魅力や生命を描き取ろうとする。画家に許された時間は短い。はかない存在の花たちに、絵画という時間と空間を与える画家たちの思いが結実する、その時、画室の瓶花に代わりキャンバスに新たな生命が生まれ、永遠の彩りが輝きを放ちはじめるのである。
本展では、明治・大正・昭和の３世代に活躍した、54人の画家たちによる88点（洋画83点、日本画５点）の瓶花を一堂に展観する。なお、会期中前期と後期で大幅に陳列換えする。