「茶入と棗の名品」展

香雪美術館

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このイベントは終了しました。

お茶道具の中、最も高い格が与えられたものの一つが、茶席で用いられる抹茶を入れる小さな器です。やきものでは、中国で作られた精巧な小壺の唐物茶入、日本各地の特色ある窯で焼いた和物茶入。塗りものでは、蒔絵や螺鈿(らでん)で美しく装った棗(なつめ)など、その日の茶器が選ばれて、濃茶・薄茶の席に重きをなしました。取り合せの要として、亭主が取り出す茶入。それはまた、客人達の注目の的となって、松風の音(釜の湯のたぎる静かな音)を聞きながら茶の湯を楽しみました。大切に伝えられた茶入・棗の数々からは、茶人達の思い入れの程が偲ばれます。

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スケジュール

2007年09月15日 ~ 2007年12月16日
会期中無休

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