ジョン・バーニンガム 展

大丸ミュージアム梅田

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1963年のデビュー作『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』でいきなりケイト・グリーナウェイ賞を受賞したイギリスの絵本作家ジョン・バーニンガムは、現在までに数多くの名作絵本を生みだしてきました。
『かいじゅうたちのいるところ』のモーリス・センダックや『スノーマン』のレイモンド・ブリッグズとならび世界中の絵本作家から尊敬される絵本界の大スターでありながら、いつまでも若々しい作品を発表しつづけています。仲間と外見がことなることから仲間はずれにされるボルカをはじめ、いじめられっ子の女の子や、学校嫌いの男の子...。どこにでもいるごく普通の子供たちである主人公を優しく大らかな視線でユーモラスに描き続けてきたバーニンガムの作品には、作家自身が絵本作家になる前に様々な仕事や人生経験を積んできたことが反映されていると言えるでしょう。
2007年に71歳を迎えるジョン・バーニンガム。2006年に出版された最新作『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』では、ますます磨きのかかった作品世界を展開し、数多くの読者をうならせました。
デビュー45周年を記念する本展は、作家自身の協力によりデビュー作の『ボルカ』をはじめとする初期の作品から、二度目のケイト・グリーナウェイ賞受賞となった『ガンピーさんのふなあそび』、詩画集のような美しさを湛えた『はる なつ あきふゆ』、谷川俊太郎さんの名訳で親しまれている『おじいちゃん』、『ねんころりん』など、絵本作家としての彼の軌跡を辿る集大成となるでしょう。
シンプルでありながらあたたかく、時にはウィットに富んだユーモアで微笑ませてくれる独自の絵本世界は世代を超えて支持されています。

【画像:「おじいちゃん (Granpa, Jonathan Cape)」(c)1984 John Burningham】

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スケジュール

2007年10月03日 ~ 2007年10月15日

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