「能の彩 面と装束」展

泉屋博古館

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このイベントは終了しました。

能面の種類は、約200種類といわれています。尉・鬼・男・女に大別されますが、室町時代後半には能楽の独自の分化と普及に伴い増加し、形式が整ったのが江戸時代といわれています。能面の特徴は一つの面によって、喜怒哀楽のいずれもを表現することです。これら能面の、研ぎ澄まされた表情を味わっていただきたいと思います。
能装束といえば、重厚で多彩な唐織がまずあげられます。女役の表着として用いられる唐織は、若い女性役が用いる「紅入」とよばれる紅色がふんだんに用いられ、華やかな印象の唐織と、紅色を用いない「紅無」とよばれる中年女性役が用いる侘びた味わいの対照的な作品を展示いたします。また、京都での展観においては未公開の狩衣・法被の他、鬘帯、腰帯、中啓や様々な裂を用いて仕立てた能面を収納する面袋などもあわせて展示します。

【画像:「節木増」(c)泉屋博古館】

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スケジュール

2008年04月26日 ~ 2008年06月29日

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