「3つの柱 コレクションの底力」展

芦屋市立美術博物館

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芦屋市立美術博物館では 1991(平成3)年の開館以来今年度の館蔵品企画第二弾となる本展では、コレクションの中核をなすこれら「3つの柱」;1. 小出楢重と信濃橋洋画研究所の作家たち 2.吉原治良と具体美術協会 3.中山岩太、ハナヤ勘兵衛と芦屋カメラクラブに焦点をあて、準備室時代から数えて約20年間の活動によって徐々に形づくられてきた当館コレクションの成立過程や実像をあらためて見つめなおします。
大正から昭和にかけて育まれた芦屋(阪神間)ならではのモダニズム文化を土壌として、日本独自の洋画のあり方を追求した小出楢重(こいで ならしげ 1887〜1937)と、彼とともに指導にあたった信濃橋洋画研究所の教授陣ならびにその教え子たち、また戦前・戦後を通じて同じく阪神間の自由で伸びやかな気風のもと独自の前衛美術志向を結実させた画家・吉原治良(よしはら じろう 1905〜1972)と彼のもとに集った前衛美術集団「具体美術協会(具体)」の作家たち、さらには欧米から最先端の芸術写真を学んで帰国した中山岩太(なかやま いわた 1895〜1949)と、ハナヤ勘兵衛(はなや かんべえ 1903〜1991)たちが1930年に結成した新興写真グループ「芦屋カメラクラブ(ACC)」など、当館独自の方針による収蔵作品および関連資料あわせて約120点を展示いたします。

講演 「コレクションは如何にして ? 美博コレクション形成の秘密」 7月6日(日) 14:00〜15:30
河崎 晃一(兵庫県立美術館・常設展コレクション収集管理グループリーダー)
定員 50名
※講義室にて

講演 「芦屋カメラクラブ 新しき美の創作・新しき美の発見」 7月13日(日) 14:00~15:30
山本 淳夫(滋賀県立近代美術館主任学芸員)
定員 50名
※講義室にて

講演 「GUTAIの今 -海外での評価を中心に」 7月27日(日)14:00~15:30
加藤 瑞穂(本館学芸員)
定員 50名
※講義室にて

ワークショップ 「あつまりの力 -点-」 8月9日(土)13:00~16:00
100円
※1Fホールにて
※詳細は下記URLにて参照。

ワークショップ 「セレクション・コレクション」 8月10日(日)13:00~16:00
100円
※1Fホールにて
※詳細は下記URLにて参照。

【画像:小出楢重「横たわる裸女A」(1928)油彩・布】

メディア

スケジュール

2008年06月21日 ~ 2008年08月31日

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