「紀伊藩主をめぐる文雅」展

和歌山県立博物館

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江戸時代、御三家の一つであった紀伊藩は、徳川将軍家とゆかりの深い藩として、全国的にも重要な位置づけにありました。そのため、歴代の紀伊藩主には、政治的な影響力のみならず、文化的にも高い知識や教養が求められたのです。
紀伊藩の初代藩主となった徳川頼宣(よりのぶ)の愛用品や、頼宣が父の家康から受け継いだ遺品は、そうした文化的な素養の高さを物語る貴重な資料と言えます。また、歴代の藩主の中には、みずから書や絵画・茶の湯や陶芸などを制作した人物もいました。こうした紀伊藩主と関わる資料の中には、中国や西洋の影響を受けた作品も多く、世界に目を向けた先進的な藩主の姿も浮かび上がってきます。
この企画展では、紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)や長保寺(ちょうほうじ)など紀伊藩主ゆかりの寺社に伝えられてきた作品を中心に、代々の藩主の文化活動をご紹介します。

ミュージアムトーク 6月21日(土)、6月29日(日)、7月5日(土)、7月13日(日) 13:30〜14:30

【画像:徳川治宝「牡丹孔雀図」長保寺蔵】

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スケジュール

2008年06月07日 ~ 2008年07月13日

アーティスト

徳川治宝

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