田中一光 「伝統と遊ぶ」
キャンパスが美術館
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田中一光は(1930−2002)、1950年に京都市立美術専門学校(現在の京都市立芸術大学)を卒業して以降、2002年に急逝するまでのおよそ50年に渡り、日本を代表するグラフィック・デザイナーとして活躍し、数多くのポスターデザインをはじめ、ブックデザイン、ロゴマークやパッケージデザインなどの多彩な仕事を手がけてきました。
また、大阪万博や東京オリンピックなどの大型事業へデザイナーとして参加するほか、数多くの企業広告を手がけるアートディレクター、展覧会や博覧会のプロデューサーなど、多岐に渡ったその仕事は、戦後の日本のデザイン界の発展にとって重要な役割を果たしてきました。
そのグラフィック・デザインは、「日本の伝統的な美」としての色彩や意匠、漢字、モノのカタチなどに着目し、それらをモダンに、ユーモラスに、時には大胆にデザインの中に取り込んだものが多く、その特徴的な仕事は日本のみならず海外でも高い評価を得ています。
本展は、およそ40点のポスターで構成しています。
メディア
スケジュール
2008年06月24日 ~ 2008年07月05日
会期中無休