福嶋敬恭 「シリーズ80年代考 1980年の松の木をめぐる」
ギャラリー16
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第2回目は「1980年代の松の木をめぐる」と題し、福嶋敬恭の《Painting no.2》1983年、《GOLD PAINTING (Pine Tree)》1984年を展示いたします。
福嶋敬恭は1940年にうまれ、京都市立美術大学で彫刻を学びました。
福嶋は1980年代初頭に再び、自分のアイデンティティを考える場面に直面したとき、自分がすんでいる伊根のアトリエの近所の舞鶴の松の木に日本人の観光客が群がる場面をしばしば見ており、そこに日本人としての自分、自分という人間の成り立ちを見せる切り口を発見し、1984年より松の木を描いた平面作品を何枚か発表しました。
今回は、そのうち金の松の木の作品と、松の木というタイトルは付されていないが、それを彷佛とさせる1983年の作品の2点を展示いたします。
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スケジュール
2008年04月15日 ~ 2008年04月26日