英国ドールハウス展
大丸心斎橋店イベントホール
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ドールハウスは、建物やインテリアを1/12サイズで実物さながらに再現するミニチュアアートで、17世紀のヨーロッパにおいて貴族の子女たちの教育玩具として用いられたのが始まりといわれています。現在では“現実では得られない夢が叶えられる”大人のホビーとして、欧米を中心に人気を博し、多くのコレクターや作家がいます。
この度、大学の町として有名なケンブリッジ近郊に位置し、ヨーロッパ最大級のドールハウスコレクションを有する“Maple Street”ドールズハウス&ミニチュアミュージアムより、数世紀にわたる英国の生活をテーマにした作品約60点を日本初公開いたします。本展では、ドールハウス作家のパット女史が制作した、音楽をモチーフにした作品約25点や、幅5.1m、高さ1.8mの“Wimpole Hall/ウィンポール・ホール”の大きな作品(1643年に最初に建てられ、何人かの貴族の手に渡り、最後の所有者からナショナルトラストが遺贈され保存している。)をはじめ、チューダー、ジョージアン、ヴィクトリアン、エドワーディアンなど、さまざまな様式のインテリアや建物を比較してご覧いただくなど、1/12サイズの小さな世界に映しだされた英国のファンタジーを心ゆくまでお楽しみいただきます。
ギャラリートーク 3月26日(水) 11:00〜
礒貝吉紀(ドールハウス作家)
【画像:“Maple Street”ドールズハウス&ミニチュアミュージアム所蔵】
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スケジュール
2008年03月26日 ~ 2008年04月06日