KAB イベント - sally + kinoko 「HAKACHAN」

「HAKACHAN」というのは、
スペースオーナから聞いたところでは、
「墓ちゃん」に通じるのだとか…。

この展示は、ワタシなりに
　「謝肉祭」を思い出した。
つまり、
　「生と死について考える展示」
と…。

スペースの方々に居る、動物や鳥の剥製。
箱スペースにある「祈り」の暗示。

「インスタレーション」
というアート上の分類になるのだろうけれど、
このユニットの作風は、独特です。

>> Written by "Kylin"on the Web.

結局、本人達と会えずじまいだったのであるが、よくよく考えれば、テーマ性は一般的に持たれていると思われる“BAR”の印象とはマッチしている方か。いや、どうなのか。
自然物が人工物に置き換わり、人工物が何かを象徴するように自然物に置き換わっていく。
変容と循環の曖昧な境界の中に佇むそれらは、抜け殻のようでもあり、今にも別の魂を持ちそうでもあり。
描かれたドローイングは全くもっておどろおどろしいとかそういうものでもないのだ。そして、空間展示を構成するパーツとして毛皮なども使われているが、それも決して、汚らわしいものでもない。
自然であり、人的介入を受けるものたち。
そう感じ始めると、もう、歓楽街の喧騒は遠くなっていく。
瞑想のようにアルコオルをくゆらせるのは、悪い趣味ではないだろう。高尚な2次会3次会に、この週末でも是非どうぞ。