「藤原京の実態」展

橿原考古学研究所附属博物館

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藤原京の全体像は、日本古文化研究所による宮の調査、奈良県による宮北限の調査、大藤原京の提唱などを経て、東西の京極はほぼ決定したものの、南北に関しては確定していません。さらに推定されている京域内で、条坊がどの程度施工されていたのかも問題とされています。
昭和13年(1938)から調査が行われた橿原遺跡は当時、藤原京が遺跡の上ではほとんど明らかになっていなかったため、その位置付けも行われていませんでした。その後の調査・研究の積み重ねにより、最近になってようやく藤原京域に含まれることが明らかになってきました。
今回の特別陳列ではこのような藤原京研究の現状をふまえ、本年が橿原遺跡の調査から70年という節目の年でもあることから、橿原遺跡の古代の遺構を再検討し、藤原京の中での位置付けを試みます。さらに今日に至る藤原京の調査、研究史をたどることによって、その現状を広く紹介します。

展示解説 2月17日(日)、23日(土)、3月20日(木・祝)13:00〜
※展示室にて

【画像:「橿原遺跡第9号井戸出土遺物」】

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スケジュール

2008年02月09日 ~ 2008年03月23日

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