「叙情の様式」展
和歌山県立近代美術館
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叙情とは、感情を述べあらわすことです。眼に見えるものを忠実に再現することから離れ、感情や情緒そのものを表現しようとしたときに、生まれた抽象美術がありました。この展覧会では、和歌山ゆかりの二人の作家、恩地孝四郎(おんちこうしろう 1891-1955)と村井正誠(むらいまさなり 1905-1999)の作品を中心に、抽象美術を温かく、血の通った心の表現として見直しながら、叙情の様式としてのその成立をご紹介します。
ミュージアム・トーク 5月4日(日・祝)、5月5日(月・祝)、5月6日(火・振替休日) いずれも14:00〜15:00
【画像:「リリック no.8 春」 (1950年頃)】