「Figurative Abstraction 比喩的な抽象」展

Yoshimi Arts

poster for 「Figurative Abstraction 比喩的な抽象」展

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抽象がかつてあった抽象ではなくなる時、ノスタルジーがあらゆる意味を獲得する。抽象の起源神話と現在の抽象の、付随的な真実、客観性、本物らしさ等が競い合う。真実性や具体的な形の復活などがエスカレートし、起源神話が客体化され、また現実の実態そのものが消滅してしまう。起源神話と現実のカップルは、表現を言語的なものでなく抽象の位相で再考するチャンスを、私たちに再び与えてくれる。我々は、古来より物事を直視せず比喩的に捉え、比喩的に表現する事で、物事を抽象化させてきたのではないか、またその抽象化された物にこそ、真実性を見出してきたのではないか。
柿沼瑞輝、興梠優護は平面(絵画)の新作、笹川治子は立体の新作で、真実性を持ち合わせ抽象化された作品を、それぞれの作家が発表致します。

メディア

スケジュール

2013年09月14日 11:00 ~ 2013年10月06日 19:00
会期中無休

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