「伏見人形 - 我国の土人形の元祖をたずねて - 」展

京都伝統産業ふれあい館

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このイベントは終了しました。

東山連峰の稲荷山から南にかけて良質の陶土が産出し、この土地で土人形が焼かれたのは垂仁天皇(上古天皇第11代)の時代といわれ、伏見人形はその流れをくむものです。全国各地で伏見人形が出土していることから、日本の土人形のルーツといえます。江戸時代、西国の大名が京都に上がる街道筋の伏見で栄え、伏見人形は京をしのぶ土産として重宝されたり、水運で大阪へさらに北前船で東日本の各地に運ばれています。
今なお民俗的な美しさを保っており、また日本の伝統的な文化・生活様式と密接に結び付いている人形です。原型は2000種ほどあり、型起こし、生地起こし、仕上げ、焼成、彩色の工程を経て完成します。今なお分業体制をとらず全工程を一人で行っています。
今回の展示は、京都伝統産業ふれあい館に収蔵されていた伏見人形の工程見本から端を発し、収蔵品のほかに、伏見人形の窯元である有限会社丹嘉様からの貴重な御所蔵品をお貸しいただき展示をするものです。

メディア

スケジュール

2013年07月19日 9:00 ~ 2013年08月25日 17:00
8月19日(月)・8月20日(火)は休館

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