poster for 「光と灯り」展

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「光の画家」とよばれる印象派の巨匠クロード・モネ(1840-1926)は、時間や季節とともに移ろいゆく光を追いかけ、カンヴァスにとどめたことで知られていますが、古今東西の作家たちが追求したのは、自然光にとどまりません。キリスト教的世界観をとらえたジョルジュ・ルオー(1871-1958)やパウル・クレー(1879-1940)、諸仏諸神を題材とした版画を残す棟方志功(1903-1975)らは、信仰の対象としての光を描きました。
本展では、これら光の表現を特徴とする平面作品をはじめ、さまざまな釉薬によって独特の光沢を放つ、古陶磁や河井寬次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)らの陶磁器もご紹介いたします。
また、人の手でつくり出される光である「灯り」にも焦点をあて、19世紀の行灯皿など、かつて日本の暮らしを支えた照明用具を展示するとともに、百年にわたり大山崎山荘(登録有形文化財)内を彩ってきた、ランプシェードやステンドグラスの数々にも注目いたします。
明るさをもたらす光にはいくつもの表情がある、ということに気づかせてくれる当館のコレクションをとおし、私たちを惹きつけ、照らし、導いてくれる、光そして灯りについてあらためて考える展覧会です。

メディア

スケジュール

2013年09月21日 10:00 ~ 2014年04月13日 17:00
前期: 9月21日(土) - 1月13日(月・祝日)、後期: 1月17日(金) - 4月13日(日)、月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館、年末年始・展示替期間休館

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