「 黄河と泰山 - 中華文明の源と世界遺産 - 」 展

和歌山県立博物館

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和歌山県と山東省は、昭和59年(1984)に友好協定を締結して以来、様々な分野で交流を深めてきました。当館でも、平成10年(1998)秋に特別展「中国・山東省の至宝」を開催いたしました。
山東省は、古来、黄河文明の一端を担う大汶口文化・山東龍山文化といった高度な文明が生まれています。そして春秋戦国時代には、日本にも大きな思想的影響を与えた孔子を初めとする多くの思想家を輩出しました。また、秦の始皇帝以来、歴代の多くの皇帝は泰山で封禅の儀礼を行い、また孔子への畏敬の念から、多くの宝物を孔家へ奉納してきました。泰山は、道教や仏教の信仰の対象にもなり、多くの中国の人々の心の中での大切な存在として、様々な文化を生み出してきました。
黄河と泰山により育まれた中国文明を代表する文物、さらにはわが国への歴史・文化にも影響を与えてきた数々の作品を、山東省の悠久の歴史に思いをはせながら、お楽しみいただければと思います。

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スケジュール

2013年09月14日 9:30 ~ 2013年10月20日 17:00

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