「皇室の名品-近代日本美術の粋-」展

京都国立近代美術館

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京都国立近代美術館のみで開催される本展は、代々の皇室に引き継がれてきた美術品群が国に寄贈されたことを受け、平成5(1993)年に開館した宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する美術工芸品の中から、選りすぐった近代以降の作品約180点を六つの章に分け、体系的に紹介するものです。日本画の横山大観(1868-1958)、竹内栖鳳(1864-1942)、油彩画の高橋由一(1828-1894)、彫刻の高村光雲(1852-1934)、七宝の並河靖之(1845-1927)、金工の海野勝珉(1844-1915)等の作品が出品される予定です。これらの作品は明治21(1888)年に竣工した明治宮殿に調度として飾られたもの、御下命により制作されたもの、展覧会でお買い上げになられたもの、御即位等皇室の御慶事に各方面から献上されたもの、御慶事の儀式で使用されたものや御肖像で、明治・大正・昭和と大切に受け継がれてきた、まさに近代日本美術の「粋(すい)」と言える作品群です。また、本年12月に天皇陛下は傘寿を迎えられます。その佳き年と、京都国立近代美術館の開館50周年、宮内庁三の丸尚蔵館の開館20周年が重なりました。各館の記念行事の一つとして、皇室とは特別にゆかりの深い京都の地で、皇室が護り育んでこられた近代日本美術の粋を体系的に広くご観覧いただけるまたとない機会となるでしょう。

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スケジュール

2013年11月09日 9:30 ~ 2014年01月13日 17:00
入館は16:30まで、前期(11月9日~12月8日)と後期(12月11日~1月13日)で大部分の作品が入れ替わります。

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