「大西家の近代 - 浄長・浄中・浄心 - 」
大西清石衛門美術館
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明治から昭和期にかけて活躍した三代にわたる釜師・大西家当主、十三代浄長・十四代浄中・先代である十五代浄心に注目しその時代と作品に迫ります。彼らが生きたのは変動の時代でした。茶の湯文化の復興に尽力した浄長、度重なる戦乱の余波を受けながらも制作の道を模索した浄中、経済成長の只中を担った浄心。伝統的なスタイルを真摯に継承しつつ、それぞれの時代に向け、新たな息吹を吹き込んだ作品の数々を一堂にご覧いただきます。
[主な展示作品 ]
十三代浄長「雪花釜」、「橋本関雪下絵 天女地文丸釜」
十四代浄中「牡丹獅子地文繰口釜」、「近衛文麿公好 三番叟釜」
十五代浄心「東山魁夷下絵松地文真形釜 銘巌松 唐銅鳳凰風炉添」、「鵬雲斎好 桐ノ釜」ほか