「河井寛次郎の陶芸 - 科学者の眼と詩人の心 - 」展

東大阪市民美術センター

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河井寛次郎は、日本近・現代陶芸界に大きな足跡を残した陶芸作家。明治23(1890)年、島根県能義郡安来町(現:安来市)に生まれ、大正3(1914)年に東京高等工業学校窯業科を卒業後、京都市陶磁器試験場に勤務し、作陶の技術、とくに釉薬について徹底的な研究を行なった。大正9(1920)年頃、京都五条坂に「鐘渓窯」を構え、本格的に作陶活動を開始し、高い技術による作品を制作していましたが、民藝運動に関わってからは、用を意識した無名の美とでもいうべき作品を生み出し、晩年には、何者にも囚われない自由な感覚に満ちた、寛次郎独自の世界に昇華してゆく。
本展覧会では、河井寛次郎陶芸の全貌を、初期の作品から、寛次郎の哲学や人生観までもが表出する晩年の作品まで、約150点を一堂に展示。また本年は、昭和12(1937)年に自らの設計により建築した住居兼工房を、寛次郎没後に一般公開された河井寛次郎記念館が、開館40周年となるが、今なお河井寛次郎記念館に息づく、寛次郎の宇宙観といったものも展観。

[関連イベント]
「記念講演会『河井寛次郎の人と作品』」
日時: 7月21日(日)13:30 - 15:00
講師: 鷺珠江(河井寛次郎記念館学芸員 / 河井寛次郎孫)
定員: 80名(要事前予約)
※申し込み方法など詳細は公式ホームページをご確認ください。
      
「記念対談 『河井寛次郎と棟方志功 - 孫の眼から - 』」
日時: 7月28日(日)13:30 - 15:00
講師: 鷺珠江(河井寛次郎記念館学芸員 / 河井寛次郎孫)、石井頼子(棟方志功研究・学芸員 / 棟方志功孫)
定員: 80名(要事前予約)
※申し込み方法など詳細は公式ホームページをご確認ください。

「特別茶会」
日時: 年8月4日(日) 第1回 10:30 - 、第2回 14:00 -
講師: 鷺珠江(河井寛次郎記念館学芸員 / 河井寛次郎孫)
定員: 各回10名
参加費: 2000円(お茶・お菓子付、要事前予約)
※申し込み方法など詳細は公式ホームページをご確認ください。
    
「鷺珠江(河井寛次郎記念館学芸員 / 河井寛次郎孫)によるギャラリートーク」
日時: 7月13日(土)11:00 - / 14:00 - 、7月28日(日)11:00 - 、9月1日(日)11:00 - / 14:00 -
参加費: 無料(事前申込不要)
※詳細は公式ホームページをご確認ください。

メディア

スケジュール

2013年07月13日 9:00 ~ 2013年09月01日 17:00

アーティスト

河井寛次郎

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