古巻和芳 「絹の国の母たち」

ギャラリーあしやシューレ

poster for 古巻和芳 「絹の国の母たち」

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古巻和芳は、特定の場所に存在するサイトスペシフィックな作品を主に制作してきた。その土地やある場所で私たちが目にするものすべては、音や香り、匂いや肌触りを含め、様々な要素を含みながら身体の中に重なり合っていき、記憶として積み重ねられていく。土地やそこに住む人々の記憶と向き合うことによって、「今生きている世界の意味」の問いかけを試みている。
今回の展示では、朧げでありながらも勁さと美しさを象徴する「絹」をテーマに、古くから日本の女性が持ち続けてきた神秘的な美しさと矜持を連想させる造形を立ち上げている。「生」と「死」の容れものとしての「壺」。絹の国の地母神・ヴィーナス像としての「トルソ」。一人の女性の生きた時間をイメージさせる4mの「生糸の束」。古い着物がかつて輝いていた瞬間を、「鏡」を通して垣間見る映像展示も併せ、「日本の女性」へのオマージュとしての作品世界を展開。

メディア

スケジュール

2013年07月10日 12:00 ~ 2013年07月28日 17:00
月曜日・火曜日は休館

アーティスト

古巻和芳

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