「アジアの女性アーティスト展 アジアをつなぐ ― 境界を生きる女たち 1984-2012」

三重県立美術館

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近年、アジアの女性アーティストを取り巻く状況は急激に変化しています。中国やインドをはじめとするアジア諸国の急速な経済成長や国際政治の場での発言力の増大、ジェンダーに対する意識の高まりを背景に、時代のうねりは女性と社会、アジアと世界との関係に、今までにない構造的な変化をもたらしています。こうした状況下で、アジアの女性アーティストたちは何を感じ、どのような立場から、何を表現しようとしているのでしょうか。本展では、アジアの現代美術が国際的な注目を集める以前の1980年代から今日までの作品を一堂に会し、アジア地域に生まれ、活動し、また海外を拠点にする作家も含めて、女性たちの多方面にわたる関心の有りようや表現の多様性、それらの変遷を丹念にたどります。

本展で紹介するのは48人の作家による約130点にのぼる作品で、この規模で開催されるアジアの女性アーティスト展は日本で初めてとなります。女性特有の問題を意識して作られた作品、歴史や戦争、民族にまで広がる関心を凝縮した作品、また近年の新しい傾向を示す作品など多彩な作品により、「アジア」「女性」「アート」が紡ぎ出す世界を検証し、アジアの女性アーティストの創造的でポジティブな可能性を探ります。

[画像: シャジア・シカンダル(パキスタン)「SpiNN」2003年 ビデオ 福岡アジア美術館蔵]

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スケジュール

2013年04月13日 ~ 2013年06月23日 17:00

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