岩澤有徑 「はるかなる宇宙と未来へ」
ギャラリーあしやシューレ
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「絵画」という表現を、さまざまな素材と手法で認識し、宇宙観・芸術観を表わす岩澤有徑。「絵画」を形式主義的な観点から探求しつづけているが、手法としてのアプローチは「視覚」への働きかけである。揺らぎ、クラゲ、LED 点滅といった手法が、見るものの視覚に訴えることで、時間磁場が微妙にずれだし、幻惑的な心地よさをもたらす。薄い半透明素材を通して下図が透けて見える作品は、中に含まれる空気を一体化させて、揺らぎや二重構造の面白さを表しています。クラゲを撮影して大画面に投影する作品は、人類より先に生息していたであろう生物の神秘的な姿をとらえる。ランダムに点滅する LED照明作品は、楽譜の配列をプログラミング化して視覚化している。
人々の「見る」行為を問いかけ、言葉では伝わりづらい感情や感覚を、異なるメディアを融合させた作品として表現しつづけている岩澤有徑。今回は、DVD を４枚使用した新たなクラゲ映像作品のほか、新作のLED作品などを含めて紹介。
メディア
スケジュール
2013年06月18日 12:00 ～ 2013年07月07日 17:00