イガわ淑恵 「おまえらの代わりはいくらでもいる!」 

KUNST ARZT

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イガわ淑恵は、筆ペンで大胆に力強く描いた人物描写の集積からなる「群衆」を通して、人間の存在理由や存在価値を直接的に問うてきた。≪ながれのなかで(2011)≫では、世間という濁流に飲み込まれ岩石のように固まった「群衆」を表現し、≪ながれのなかで ~溶岩流~(2012) ≫では、京都府立陶板名画の庭の人工池の中に、溶岩のような「群衆」を設置し、さらに開放されてはいるが、目的をなくしたかのように数名の「人」が周辺を漂うという、強烈な印象を与えるインスタレーションであった。本展では、リアルにイガわの周辺で排出されたゴミに人物を描写し、それを行政機関指定ゴミ袋に封入したものをメインにしたインスタレーションを展示。また、作家本人がゴミに扮したパフォーマンス映像も上映予定。

メディア

スケジュール

2013年07月16日 12:00 ~ 2013年07月21日 17:00

アーティスト

イガわ淑恵

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