ニッコールクラブ銀座支部 「築地場外市場」

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築地市場は、江戸時代から続いてきた日本橋魚河岸などが大正12年の関東大震災での壊滅を機に、旧外人居留地であったこの地に移転したもので、大規模な競り市場を有する仲河岸、運河を隔てて場外市場と呼ばれる二つから成り立っている。その歴史ある築地市場に移転計画が持ち上がり大問題となった。
仲河岸の移転は決定したが、幸いなことに場外市場はこの地に残った。ここ、通称「築地場外市場」は、鮮魚はもちろんのこと、食品業界の業者専門の商店も多く、乾物、珍味、練り物、魚を原料とした数多くの食品、肉、野菜のほか、調理道具、レストラン用品など、飲食店の必需品は総て揃ってしまう。これこそが築地場外市場である。
ところがここ数年で市場への客層が大きく変わってきた。一般主婦、国内外からの観光客の増加である。かつては業者相手に小さくひっそりと経営していた専業食堂や寿司屋などが、客層の変化で移転や閉店に追い込まれた。しかし最近では、その空いた店に新たな鮮魚食堂、寿司屋などの開店が相次ぎ、今やかつての魚河岸商店街をしのぐ活況を見せている。
守り続ける築地場外市場の営みと、押し寄せる観光客、そんな変貌しつつある築地場外市場の記録を展示する。カラー約60点。

メディア

スケジュール

2013年06月27日 11:00 ~ 2013年07月03日 15:00
10:30〜18:30、最終日は15:00まで、会期中無休

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