「交流5周年記念 バルビゾン&朝来 - 過去から未来へ - 」

あさご芸術の森美術館

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19世紀半ば、ミレーやコローなど多くの画家たちが、都市部の環境悪化や、チューブ入り絵具の発達もあって、パリ近郊フォンテーヌブローの森のあるバルビゾンに移り住み、屋内の制作よりも屋外での自然観察を重視し、田園風景や農村の情景などを好んで題材にして描きました。このバルビゾン派が活躍した時期は、のちの写実主義や印象派の揺籃期とも言われています。
生野の3巨匠」と呼ばれ、生野で生まれ育った画家、青山熊治(1886-1932)白瀧幾之介(1873-1960)和田三造(1883-1967)は、それぞれ東京に出て一定の成果を収めた後に多くの日本人画家がそうであったように、フランスをはじめ西洋諸国に留学し、バルビゾン派や写実主義、印象派などから多くを学びました。
今回の展覧会ではミレーの「落穂拾い」(版画)をはじめ「バルビゾンの7星」の作品23点を展示するとともに、生野3巨匠の作品を通し、バルビゾン派が日本人画家に与えた影響を探ります。
また、展示室の一角では、交流5周年の経過や、現在のバルビゾンの様子を現地の子どもたちが描いた作品と合わせて紹介します。

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スケジュール

2013年07月20日 9:00 ~ 2013年09月08日 17:00

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