「樂歴代名品展 - 樂家歴代が手本として学んだ伝来の茶碗 - 」

樂美術館

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約2年をかけて編集してきました樂焼、樂歴代に関する図録・定本「樂歴代」が、ようやく春、出版される運びになりました。それを記念して当館では「樂歴代名品展 樂家歴代が手本として学んだ伝来の茶碗」展を開催致します。
当館の収蔵品は設立時に先代・十四代覚入氏より当館に寄贈された約1100余点です。それらは単に一コレクターの個人の趣味と美意識による収集作品ではなく、400余年にわたって代々樂家に伝えられた歴代作品と茶道具・関係資料です。これらの作品は400余年の樂焼の歴史の中で少しずつ徐々に蓄積されてきたもの、樂歴代が後世の代のために参考手本になるようにと伝えてきたものです。そうした意味では、樂美術館に収蔵される樂家伝来のこれらの作品は、まさに樂歴代の学びの糧、樂焼400年のエッセンスが凝縮している作品であると言えます。
本展では樂家伝来・館蔵作品の中から代表的な名品を展示し、樂歴代の中に環流する造形精神を浮かび上がらせます。どのような作品からどのように学び、自らの新たな作風の創造へと結びつけてきたのか、歴史の流れと共に理解できるでしょう。「今焼茶碗」と言われた初代長次郎の樂茶碗、まさに時代の中で生きる「今焼」Art Nowの創造精神は今も脈々と樂歴代の中に流れています。

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スケジュール

2013年03月09日 ~ 2013年07月07日

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