堀木エリ子「しつらえのカタチ」

ぎゃらりぃ 思文閣

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自然や季節の移ろいを楽しんで暮らしに取り込んだり、匠の技から生まれる素晴らしいものを愛でる豊かな心は、日本人がいつの時代も大切にしたい独自の美学。現代では、近代建築や住まいの中で、床の間などのしつらえの場や大切なものを身近において楽しむ空間が少なくなっている。
この展覧会では、古来から親しまれてきた屏風という和紙形態の原点にもどり、和紙素材の魅力を見つめる。山折り、谷折りに曲げるだけで自由に変形する紙丁番の屏風は、先人の優れた知恵から生まれた日本独自の機能美を持っている。古典的な屏風の大きさやバランスを変形させ、暮らしの中で小さなしつらえの環境を生み出す遊曲屏風は、25年の間に漉き貯めた創作和紙を使って制作し、思文閣所蔵の作品と組み合わせて展示。悠久の時を経た日本の匠による作品と、和紙とのコラボレーションによって生まれる新たなしつらえのカタチを展観。

メディア

スケジュール

2013年07月08日 10:00 ~ 2013年07月21日 18:00

アーティスト

堀木エリ子

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