「利休・少庵・元伯・千家の時代と長谷川等伯『松林架橋図襖』 - 修復完成記念特別展示 - 」
樂美術館
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本展では、利休、今年400年忌となる少庵、そして宗旦ゆかりの樂茶碗・茶道美術の名品を中心に展鑑すると共に、修復後の初公開となる長谷川等伯筆「松林架橋図襖」4面を特別展示いたします。
大徳寺三玄院旧蔵の襖絵は等伯を代表する著名なもの。その多くは三玄院から高台寺円徳院に引き取られて重要文化財となっています。当館所蔵の等伯の「松林架橋図襖」4面はその一部で、明治の廃仏毀釈の難により世上に流失、樂家十一代慶入と大徳寺との縁により、樂家に引き取られたものです。特に、当館所蔵の「松林架橋図襖」は、「松林図屏風」(東京国立博物館蔵・国宝)に類似し注目を集めてきました。しかし、キラ箔の剥奪が甚だしく、早期の修復が望まれてきました。今回二年の歳月を要し無事修復完成し、公開の運びとなりました。
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スケジュール
2013年09月06日 10:00 ~ 2013年12月23日 16:30