石踊達哉 「3・11以降 時空を超えて」

相国寺承天閣美術館

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石踊達哉は、1945年旧満州に生まれ、1970年東京藝術大学大学院を修了。在学中より、革新的な日本画を目指し、シュールな人物画で注目されました。しかし、1988年パリにアトリエを構え、転機が訪れ、油絵風の人物画から日本画固有の技術、感性を最大限に打ち出すことによって逆に日本画の枠を超越した美が創り出されるのではと考え「花鳥諷詠」の世界へ移行。さらに、瀬戸内寂聴現代語訳「源氏物語」の装幀画を手掛け、日本画古来の美意識とモチーフ、技術を追求し「日本画でしか表現し得ないものを通して、初めて国際性を持つ美が生まれる」——そんな信念のもとに制作する石踊の画風は古典の伝承、模倣ではない、自分のスタイルに基づいています。その後、手掛けた金閣寺方丈杉戸絵や妙法院門跡の襖絵など日本画が内包する抽象、象徴、装飾性を重視する意識がいかんなく発起された作品となっております。本展は現代感覚溢れる花鳥画や「寂聴源氏」で学んだ古典文様などを取り入れた作品、そして「3・11以降」の作品群など3つのカテゴリーに分け、今回の個展のために描き下ろした新作を含む40余点の展観となります。

メディア

スケジュール

2014年04月05日 10:00 ~ 2014年06月08日 17:00

アーティスト

石踊達哉

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