「魅惑の清朝陶磁」展

パラミタミュージアム

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《青釉色絵丸文入隅四方猪口》、パラミタミュージアム

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古来、「やきもの」の王者として名高い中国陶磁の中でも、その多様性と色鮮やかさにおいて、群を抜いているのが清時代の陶磁器です。明治維新後の日本の美術愛好家たちに賞玩(しょうがん)されたことはよく知られていますが、「鎖国」という歴史観の影響もあって、江戸時代の日本へもたらされた清朝陶磁には、これまであまり注意が払われてきませんでした。しかし、近年「鎖国」の実態の研究が進む中で、江戸時代には既に相当量が輸入され、日本の「やきもの」生産へも大きな影響を与えたことがわかってきました。  
この展覧会では、江戸時代の日本人が愛した民窯(みんよう)製品のおおらかさや、近代日本の陶工が好敵手と認めた官窯(かんよう)製品の精巧さを、伝世の名品を選んで紹介します。さらに、清朝陶磁に影響されながらも、常に新しいものを生み出そうとした日本の陶工たちの足跡を、彼らの作品を通してたどります。

[関連イベント]
講演会「清朝陶磁と日本人」
日時: 8月17日(日)14:00~
講師: 尾野善裕(前京都国立博物館工芸室長・奈良文化財研究所 考古第二研究室長)

パラミタコンサート
「中国琵琶コンサート」
日時: 8月24日(日)14:00~
演奏: 涂善祥ほか
「揚琴コンサート」
日時: 9月21日(日)14:00~
演奏者: 沈兵

※イベントの詳細は公式ホームページをご確認下さい。 

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スケジュール

2014年08月02日 9:30 ~ 2014年09月29日 17:30

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