「遊亀と靫彦 - 師からのたまもの・受け継がれた美 - 」展

滋賀県立近代美術館

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[画像 : 安田靫彦「飛鳥の春の額田王」(1964) 紙本著色 131.1cm×80.2cm

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明治28年(1895)滋賀県大津に生まれた小倉遊亀は、奈良女高師を卒業後、教鞭をとりながら画道を志し、大正9年(1920)安田靫彦(1884-1978)への入門を果たして、精進の結果日本を代表する日本画家へと成長を遂げました。師靫彦と遊亀をつないだのは、女高師時代の二人の恩師、水木要太郎(1865-1938)と横山常五郎(1869-1938)でした。とくに大和の生き字引といわれた日本史の水木要太郎は、歴史研究者で、コレクターとしても著名です。一方、遊亀がこの上なく憧憬した「法隆寺金堂壁画」と同じ線を今引けるのは安田靫彦しかいない、と教えたのは、東京美術学校出身の横山でした。
本展では、遊亀と靫彦の作品と、水木がコレクションした旧蔵品、靫彦の愛蔵品や、3人の交友を伝える資料から、水木が二人の画人にもたらしたものを検証し、近代日本画発展の一断章をさぐります。

[関連イベント]
「遊亀と靫彦」展記念シンポジウム
日時: 10月25日(土)13:30-15:00
会場: 滋賀県立近代美術館講堂
講師: 尾崎正明(茨城県近代美術館長、前京都国立近代美術館長)、高木博志(京都大学人文科学研究所教授)
参加費: 無料 
※当日、整理券を配付します

「遊亀と靫彦」展 日曜美術鑑賞会(展示品解説)
日時: 11月9日(日)13:30-15:00
講師: 國賀由美子(当館専門学芸員)
会場: 滋賀県立近代美術館講堂
参加費: 無料
*申し込み不要

「たいけんびじゅつかん第3期『親子で肖像画に挑戦! - 日本画に親しむ - 』」
(小中学生とその保護者対象の、本展に関連するワークショプ)
日時: 10月18日(土)10:00-16:00 
講師: 垣見真由美(日本画家)
会場: 滋賀県立近代美術館ワークショップルーム
参加費: 500円
*お申し込み方法は公式ホームページからご確認ください。

メディア

スケジュール

2014年10月11日 9:30 ~ 2014年11月24日 17:00
11月24日(月)は開館

アーティスト

安田靫彦小倉遊亀

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