「意匠を読み解く 小袖の魅力」展

大阪歴史博物館

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「小袖」は、現代の「きもの」の原形となる衣服です。平安時代の貴族の服飾であった「大袖(おおそで)」に対して庶民の衣服は袖が小さかったことに由来するとされます。16世紀後半から17世紀にかけて、小袖は性別や身分を超えて多くの人々が着用する衣服となり、小袖こそが衣服である、と考えられるようになりました。そして江戸時代には小袖の装飾が多様化し、さまざまな文様や意匠が小袖に施されるようになりました。今回の展示では、当館所蔵作品を中心に文様や意匠に特徴のある小袖や関連する工芸作品を取り上げ、文様に込められた意味を丁寧に読み解くことで、難しいと考えられがちな小袖の鑑賞ポイントについて解説していきます。身に纏う“美術品”であった小袖とそこに込められた美意識、そして美しい小袖の製作に腐心した職人の技に注目して“小袖をみる”ことで、小袖の魅力を知っていただくきっかけとします。

[関連イベント]
学芸員による展示解説
日時: 6月21日(土)14:00〜(約30分)
講師: 中野朋子(当館学芸員)
会場: 大阪歴史博物館 8階 特集展示室内
参加費: 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
申込み方法: 当日直接会場へお越し下さい

関連講座「小袖の魅力、小袖の見方」
日時: 6月27日(金)14:00~15:30(受付は13:30から)
講師: 中野朋子(当館学芸員)
会場: 大阪歴史博物館 4階 第1研修室
定員: 60名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
参加費: 300円
※申込み方法は公式ホームページをご確認ください

メディア

スケジュール

2014年06月04日 9:30 ~ 2014年07月14日 17:00
9:30~17:00(金曜は20:00まで)

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