「海を渡ってきた茶道具 - 名物記・茶会記に現れた唐物・南蛮・高麗 - 」展

湯木美術館

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室町〜江戸時代初期に海外から渡来した茶道具のうち、中国からの「唐物」・東南アジアからの「南蛮」・朝鮮半島からの「高麗」を中心に展示します。茶の湯は、東アジアを中心とした海外からもたらされた道具を室町時代から用い、国際的な影響がベースにあるといえます。そもそも抹茶を飲む習慣は鎌倉時代に中国からもたらされたもので、道具も中国産の唐物が珍重されました。「建盞天目」などの茶碗、「(重文)唐物茶入 銘紹鴎(みほつくし)茄子」などの唐物茶入が代表的です。東南アジア産の陶磁器や金属製品である「南蛮物」も、室町時代後期を中心に日本にもたらされて茶道具となり、「南蛮芋頭水指 萬暦己丑年銘」「南蛮砂張三日月釣花入」など多様性に富んだものとなっています。朝鮮半島からも「雲鶴青磁筒茶碗」などの「高麗物」の陶磁器が渡来して茶の湯に用いられます。このように、もともと茶の湯の道具ではない輸入品を茶道具に取り上げて使うことを「見立て」と言い、茶人による厳しい取捨選択があったことを示しています。見立てとは対照的に、中国・朝鮮半島へ直接注文・製作させることが江戸時代はじめに行われます。中国の「古染付蝶向付」や「祥瑞蜜柑水指」、朝鮮半島の「彫三島茶碗 銘外花」や「御本茶碗 銘ねぢぬき」にみる寸法やデザインは、海外産でありながら日本の茶の湯にかなったものになっています。これら海外からもたらされた茶道具がどのようなものかを展示し、実際の使用例や珍重の様子を茶会記・名物記からひもとき、東アジアと日本との国際交流や、当時の茶人の眼差しを明らかにします。前・後期で約70点を展示。

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スケジュール

2014年04月01日 10:00 ~ 2014年06月29日 16:30

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